コロナニマケズ~2021年6月現在の日本のロックフェスの立ち位置をえぐる。果たして日程通りに開催されるのかを考察していきます

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夏フェスが戻ってくる!

2021年日本国内のフェス事情

4大フェスの現状

2021年も半分に近づき、東京ではその大部分を緊急事態宣言下で迎えたわけですが、現状はコロナ感染者数は増減を繰り返して社会全体が疲弊…理想的な状態の現状を受け入れて慣れとなり気にしなくなるまであと少し。
ワクチン接種も大規模に始まりオリンピックは無理矢理開催され少しづつ熱が冷めたようになってきました。
オリパラをやると決めた以上その期間に行われるイベントについては文句言わせねえよ状態なわけですが、実際のところ初期のヒステリックに何かをまるで悪の所業のように叩く世論は醸成されなくなってきているので全くもって問題ないように思います。
そういう意味では8月に開催されるフジロック、ライジングサン、ロックインジャパンは問題なく開催されるでしょう。
パラの日程から外れるサマーソニック代替イベントのスーパーソニックは夏休み期間で人流が増えるマイナス要因とワクチン接種が進むプラス要因のどちらが強いかで感染状況が決まるから微妙だとは思いますが、プラス要因の方が勝ると予想して開催できると思います。
特にスパソニは海外アクトを入れると断言しているので絶対に開催して来年への良い流れに繋げていってほしいと強く感じる次第です。
個別に現状を見てみると例年の日程をずらしたフジロックは8月下旬開催。
邦楽アクトのみで開催され既にラッドウィンプスとキングヌー、電気グルーヴがトリを務めることが発表されています。
今の段階だと例年と同じ規模ではなく多少縮小されるようなアクト数なのではないかと。正式発表を待ちます。
ロックインジャパンは8月上旬の2週またぎは例年通り。ステージをひとつに絞って会場内の移動を極力抑えるような万全の態勢で開催されます。
オリンピック開催ど真ん中日程なのである意味最も安全に開催されることが決まっているようなもの。
さすがにこの日程でケチをつけられることは可能性が低く、開催場所も首都圏の外れなのもプラス要因。
運営目線でいうと既に春フェスでシュミレートを完了しているわけで開催に万全の自信があるといえますね。春(GW)の時点で社会的な虐めが最小限に済んだことで自信を深めたことでしょう。
もはや何で開催出来ないの?レベルにまで到達しているといっても過言ではありません。
ライジングサンでも既にステージの縮小が発表され開催自体は行われることが発表されています。
日程的にはオリンピックとパラリンピックの間ではありますが、東京から遠い場所でもあり、北海道と沖縄は平時だと人の流入が多い地域なので感染状況が一足早く悪化する可能性もあり、状況は余談を許さないように思います。
現状もっとも開催が危ぶまれるフェスであることは言うまでもないでしょう。
この辺もワクチン次第なのではないでしょうか。
予定通り7月中に感染源ど真ん中である高齢層への接種が終えられるのであれば社会的な不安はかなり軽減されるのではないかと思います。
イベント開催に反対の声をあげるのもこの層でしょうからね。
個人的にはほぼ開催は出来るのではと楽観しています。少なくとも現状より悪くなることはないでしょうし。
早く元の生活に戻りたいなあ…
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