割り当てられるアルファベットはＢ及びＶ、この辺はバ行に共通なのではないでしょうかね。
欧米の主要言語では「ば」と「ヴぁ」は発音的にも明確に分かれるのでしょうが、日本語ではいい意味でアバウトに同じように纏められてしまいました。
言語は大体音としてというか発音としては限られてくるわけで、幕末とかに爆発的に入ってきた外来語は無理矢理日本語読みで読まれ浸透していくわけですが、そこは果てしなく曖昧で人のいい日本人の特性なのでしょうが、割とすんなり受け入れてもらえたようでこんな対応力の高さも日本が近代発展を遂げた一つの要因だったのではないかと思います。
目立つ単語としては方向の後ろ、以外にも様々な意味で接頭語のような形でも用いられるバック、同じように形容詞だったり接頭語のようにも使われるバッド、有名な意味としては悪いですかね。
そしてこの単語が最もロックンロールに親和性が高いであろう「バンド」が目立っています。そりゃそうだ。
バンド～、でも～バンドでも文頭文末に限らず使い勝手はおそらく最も良好なのではないかと。
ロックが持つある種の幻想を最も端的に表現する単語ですからねバンドって。