カウントダウンジャパン~年末年始に開催される日本有数の屋内大規模冬フェスとしてスタート。邦楽アクトがロックからアイドルまでノンジャンルでラインナップされ年末の日本を盛り上げます。

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冬フェスの雄!千葉幕張メッセで開催されるカウントダウンジャパンで年越し!

ありそうでなかったフェス形式の年越しイベント

かなり古い話ですが東京ドームで洋楽ハードロックの大物を集めて年越しイベントなるものが存在していましたが、その後そういった形式のイベントは単独アクトやジャニーズ大集合などのイベントに取って代わり、なんとなく空席になっている状態でした。
レジェンド内田裕也氏主宰のニューイヤーロックフェスティバルもありましたが、規模の面、複数またがる日程のイベントとなると二の足を踏んでいる状態だったように思います。
そこに夏のロックインジャパンで運営の経験を積んだ母体がこの年末年始フェスを立ち上げることとなりました。
ここにはかなりの勝てる分析があったものと思われます、実際に数年後にはすっかり年末の風物詩となり大盛況となりました。
幕張メッセのようなしっかりした屋内会場が都心近くにあるということも追い風となり、このフェスに向いた(音響的にはアレですけどw)会場の存在は通年でフェスやイベント運営にとってとても大きな存在になりつつあります。
個人的には握手会場でお世話になっている頻度が高いのですがw、幕張メッセの立地条件は素晴らしいものだと思います。
本当は横浜のみなとみらいやお台場地域にこういった大規模な施設があるといいんですけどね、ちょっとこじんまりとしているので。
なんにせよ既存の施設のメリットを活かして大規模な音楽フェスが出来るいい時代が来ているのが素晴らしい。
カウントダウンの特徴としては、ロック界隈からアイドルまで幅広く日本のトレンドを抑えたブッキングをしていることが挙げられます。
近年はジャンル分けもボーダーレス化していて、もはやアイドルとか歌い手やアニメ歌手だのなんだの帰属している場所がどこかとか意味のない振り分けがバカバカしさを助長しているようにさえ思える状況となっています。
下手したら2つ3つにまたがっているようなアーティストがざらにいるので、ジャンル分けに意味なんてないのです。
そういう風潮をきちんと認識しているラインアップがこのカウントダウンジャパンフェスなのであると力説せざるを得ません。
実際に集客も盛況で年々ジャンルレスが進み規模も拡大しているのが、その施策が成功なのだということの証明なのでしょう。

屋内会場の可能性

ということでフェスに向く屋内会場について掘り下げたいと思います。
この幕張メッセという会場は大国となった日本にあるべき施設、国際会議に対応できるように設置された施設であります。
日本第二の都市、大阪にも同規模の施設があり実際サマソニで使用され、カウントダウンが東西で開催されていたときも使用されていました。
その他日本の中規模の都市には必ず配置されているようなこういった施設がフェス会場やイベント会場としての相性の良さは言うまでもなく、大小イベントで利用されている状況となっています。
日本国内の商業圏は大きいようで実はそうでもなく、電車で30分も走れば田舎の広い敷地があるものですがそういった土地を利用してこういう大きなイベントが打てる施設を設置するブームみたいなものが90年代辺りに勃発しました。
殆どの施設が赤字経営なんでないかと邪知してしまいますが、その分イベント関係には安価で借りられて音響施設もしっかりしているような箱が日本各地にあることはフェス文化の発展に多少ながらも帰依してきたように思います。
地方創生万歳w
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