Ｘには色々な音が割り当てられるようでカナに直すとエが主流ですが、ザビエル（Xavier）のザだったりイグジの発音でイだったり、変化球な感じだとチョメチョメとまるばつのばつ（×）に見立てた音など多岐に渡っています。
それというのもエックスから始まる単語が極小だからであって、ミスターXとかに象徴されるように割とワイルドカード的な扱いをされる文字なように感じます。
イメージとしては正体不明とかでしょうか。そういうイメージを持たれること自体がカメレオンのようなエックス文字の生態を象徴しているようにも見えます。
字面的形象的にもクールなのは間違いないですが、使いどころが難しいのかもしれませんね。
日本を代表するバンドとなったＸもアメリカに同名のバンドがあることから改名を余儀なくされました。
ある意味考え付きやすいバンド名なのかもしれません。ロック史もここまで歴史が重ねられてしまうと被りは仕方ないのかもしれませんね。
ある程度有名でなければ意図せず被ってしまうのは自明の理。
そろそろ単語を発明したほうが手っ取り早い時代に突入しているのかもしれません。
YouをUに変えるとかもその一環なのでしょう。ネットでいくらでも調べられるだけに既存の言葉に空きがあるのかを真っ先に調べるのは重要でしょうね。