Hi-Standardとは1991年結成で90年代の日本のメロコアシーンの礎を作ったことで満場一致でこの年代最重要バンドと呼称して差し支えないでしょう。

ロゴス(LOGOS)

ハイスタンダード~始祖のような存在

出演回数:1 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回

主要フェスへの出演は1度きり

もし90年代初頭から日本に大型フェスが開催されていたら間違いなく何度もブッキングされマスレベルの評価を上げていたバンドでした。
この日本のメロコアバンドと海外のグランジバンドが主流のフェスが開催されていたことでしょう。ハイスタ→ニルヴァーナなんていう流れがあったかもしれないと妄想が止まりませんw
しかしながら自前のフェスであるエアジャムを開催していたり活動自体も眺めの休息を取ったこともありタイミングを逸してしまった感があります。
復活後もフェス参加には積極的でないところは何か拘りがあるのかもしれませんね。
とはいえフェス映えするバンドなのは間違いのないところで何とか主催者は引っ張り出してきてほしいと思います。
既に中年に差しかかった(客もメンバーも)現状でも以前と変わらぬ輝きを放っているように感じますので。
そんなハイスタ、90年代半ばにしてある意味伝説に残ることが既に確定しているバンドでありました。
この言説は当時を知る人なら異論を唱える人はいないのではないでしょうか。
そのくらい圧倒的な存在感、成し遂げた功績。日本のインディーシーンを、以前から無かったわけではないこのムーヴメントのステージを引き上げただけでも教科書に載るレベルだと思います。
フォロワーと言うべきバンド群の多さやハイスタ的なもので通じる音楽性や姿勢。
全てにおいて破格の存在であると。
ぼーっとwikiを眺めていても史上初となるようなトピックがわんさかあり、ここ日本では比類のないほどの実績を持っているのだなと改めて感嘆した次第です。
20年近い活動の中でシングル4枚、アルバム5枚しかリリースしていないにも関わらずその全てに何らかの記録が着いてまわるとか規模が凄すぎてもはや何が何だか状態。
でもエアジャムはかなりの頻度で開催されていてもフジロック一回きりてのはなんなん、と。
それぞれKenYokoyamaやNAMBA69やソロなど、3人の別活動では鬼のように各フェスを席巻しているにも関わらず、本体が参加しないのには…まあタイミングの問題とかもありましたが日本のフェス7不思議に数えられる類のものなのではないでしょうかね、他の6つ知らんけども。
その唯一のフジロック99はYoutubeとかに(違法ではありますが)いかにも90年代後半ですねという画質で残っているので閲覧した人も多いことでしょう。
翌年のブランキージェットシティとミッシェルガンエレファントのトリの並びを見るにつけ、ここに最終日はハイスタだったよなとこれまた妄想が捗る次第であります。
Number55