１回きりの出演をしたフジロックでその演奏もさることながら各所で言及され映像としても残っている楽屋破壊で多くの人の記憶に残ることとなりました。
それにしても何が原因なのかさっぱりで伝え聞くところによると機嫌がよかったらしい。
この扱いにくさとっつきにくさが魅力といえば魅力。それでも簡易設置とはいえその後にイギー御大が控える場所でそんなことするなんて…その大胆さに軍配を上げざるをえません。
さすが80年代からサバイブしてきたアーティストと言うべきか（イギーポップはそれ以上ですがｗ）古き良きロックスター然としたエピソードで前年の中止という失態から失敗の出来なかった２度目のフジロックを語るうえでのハイライトとなる１ページとなりました。
それにしてもこのセカンドステージの並びを見ているとフジロックのアイデンティティが垣間見られるというか。
ホフ、少年ナイフ、シナロケ、スカパラ、ギターウルフという完璧な邦楽の流れからの後ろ３つで、今ならステージ固定でもいいかなというくらいの圧倒的存在感。
それでいてメインステージも見逃せない展開が続き２ステージながらもお腹いっぱいのフェスとなりました。
このころの貯金で生きてるなフジロックは。