SonicManiaが2014年も開催決定。カサビアンにモグワイという深夜に聴きごたえのあるアクトを配置しオールナイトで盛り上がるフェスとなりました。

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ソニマニ2014が通算6度目の開催に

もはや恒例となったソニマニ

サマソニ開催発表とともにソニックマニアも同時に開催発表となります。
ソニックマニアに出る面子がそのままサマソニにも出たりと工夫をしているのでラインアップ的にも幅を出すことに成功しています。
この辺の采配の妙が運営の腕の見せ所なわけですが、ここまでは完璧にこなしているように見えますね。
この2014年ではUKダンスロックバンドの雄カサビアンとUKポストロックの第一人者モグワイを軸に据え、セカンドスロットでEDMの大物ZEDDを置くなど抜け目ない深夜感でもってイベントの価値を上げていくこととなりました。
WIREやエレクトラグライドに代表されるように00年代に隆盛だった大型オールナイトイベントが壊滅状態となり息をひそめるような時期となってしまいましたが、このような深夜に映えるアクトを見られる機会が増えるのはとても素晴らしいことで、この点だけでもソニックマニアの存在価値というのはぐっと高まっているように思います。
サマソニとくっつけることによってステージの使いまわしがきき、経費が余計にかかることがないことも非常にプラスに働いているように感じます。
そういえばこのころはサマソニ前の平日に単独公演を開催してマリンスタジアムのステージを長い間有効活用することで経費を償却するうまいやり方をしていましたが、この辺はマリーンズの日程がうまいこと空いてくれれば非常に有効な方法であると言えます。
とはいえ夏休み中はプロ野球もかきいれ時なのでひとつでも多く主催試合をしたいというのが本音でしょう。プロ野球のほうが実入りもいいでしょうしね。
サマソニの宿命というべきか、プロ野球との兼ね合いで日程が左右されるのは致し方ないところではあります。
メッセにしても恐竜博とかと同時開催しているのでかなり激戦な施設ではありますわね。アイドルの握手会とかでも使われるし。
そんな中開催されることには感謝しかありませんが、出来ればサマソニチケットで見られれば最高ですが、まあこの面子なら別料金なのは仕方ないかなと…。

2014年の国内情勢

衆院選で与党が圧倒的勝利を収め盤石な態勢が整いつつある国内事情で、震災と原発事故以後の不安定な国内情勢が安定と平安を取り戻しつつあるという評価が正しいのでしょう。
今では当たり前の感覚となりつつある消費税10%が延期されたりと安倍政権で目標とされたデフレ脱却への意欲が垣間見れる政策が次々と行われるようになってきました。
御嶽山の噴火や広島での土砂災害など、自然災害は相変わらず日本の国土に爪痕を残しつつ、災害に関しては諦めと畏怖の念を持つ日本人らしい側面が協調されたような年ともなりました。
Number55