ラインアップ自体は及第点以上!
気持ち国内女性アイドル成分は少な目。昨年がニュジならことしはIVEがフューチャーされたことで集客は更に拡大したと思われます。
今年も早い段階でソールドアウトとなりましたね。K-POPのツボを押さえたブッキングは、この分野を早い段階から取り入れていたサマソニというフェスの底力。
それでいてBE:FIRST、JO1、INI、number_iが揃い踏み。季節ごとの大型音楽番組でも揃えることが出来ない4組がフェスで見られることの意義は大きいと思います。
こういった要素も集客要素をグンと引き上げたように感じます。そしてこういった層に希求するには充分な音楽性を持っているであろうマネスキンという隙のないラインアップ。
何年か後でも評価される年として記憶されると思います。
しかしそんなポジティブ面を軽く超えてきたネガティブ要素。尋常じゃない猛暑による会場運営の難しさがより顕著になった年ともなりました。
一昔前の日本の夏と言えば、身体に堪えるような暑さというものは7月下旬~8月半ばあたりの2週間を乗り切れば良かったイメージでしたが、今年みたいにもう7月上旬から途切れることのない猛暑日となり更には熱がこもり夜になっても抜けきらない都市部。
フジロックの苗場では夜になれば、昼間どんなに暑くても25度を下回り一旦暑さがリセットされますが、幕張や大阪ではその熱が放熱されることもなく翌日の基準点になってしまいます。
数年後には考えなきゃいけないね~なんて言うてる場合ではないと痛感しますね。
AIじゃないですけど変化のスピードが全く着いていけないレベルになっています。
日本の行政は変化が遅いですからね…。社会がこの猛暑の夏に対応するにはあと数年はかかるでしょう。
それまでにどれだけの犠牲が出るか…恐ろしい妄想が止みません。