ポールウェラーは様々な形態で70年代後半から活動をし続けるイギリスを代表するソロアーティスト。バンド→ユニット→ソロすべてのキャリアで成功をしている稀有な存在です。

ロゴス(LOGOS)

夏フェスとの相性も抜群!

出演回数:3 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回
  • ウドー主催フェスティバル / UdoOrganizedFestival >> 1 回

ポールウェラーの輝かしき功績

ポールウェラー抜きのJAMなんてどんな冗談だ?でお馴染みのポールウェラーですが、そのキャリアにおいて長きに渡って落ち込むこともなく常に一定の評価を得ている稀有な存在といえます。
始まりはパンク全盛で時流に乗って登場した初期衝動ってこれのことだよねを正に体現しているバンド形態でのことでした。
そのバンドJamは瞬く間にシーンを席巻し雨後の竹の子状態だった中で見事にサバイブし続け、キャリア後半にはもはやパンクというジャンルに捉われない幅広い音楽性でもってイギリスバンドの歴史に燦然とその名を残しています。
Jam最終盤に追求した音楽性を発展させたのがバンド解散後に組んだスタイルカウンシルということになります。
ポールウェラーの場合、どの時点で彼のキャリアに触れたかによってイメージが全然違うという、まるでカメレオンのような存在と言えるでしょう。といっても既に一番長い期間を過ごしているソロになると芯が通った音楽性を披露し続けていますが。
スタイルカウンシルは彼のキャリアにおいて最もキラキラした瞬間を捉えたものになっています。未だにオシャレ~なBGМが欲しいときは使用される頻度高いですしねw
既に30年以上の活動期間があるわけですが、現在のステージはそのキャリアを網羅した素晴らしいセットリストになっています。
Jamもスタカンもソロの素晴らしい名曲もそこに同時に存在していて、しかもバラバラなようでいて一本芯が通っているのが並べられることによってよく理解出来るのです。
同世代の人達がどうしても昔の名前で出ています状態なアーティストが多いわけですが、そんな場所で音を鳴らしていないことの凄さ、難しさ、素晴らしさ、何気にこの領域に達している表現者は殆どいないのではないかとすら思います。
日本のロックフェスへの参加は2004年、伝説のロックオデッセイでのことでした。
とびきりの大物揃いのステージでベテランアクトとしての務めを良く果たしていたと思います。(目撃していましたw)
その後2008年のサマソニではサードステージのトリとして活きのいい中堅~新人バンドが枠を占めるステージを貫禄でもって締めくくりました。
威風堂々という言葉がぴったりのステージだったと思います。(目撃していましたw)
翌年のフジロックではパティスミスとオアシスに挟まれメインステージの準トリとして雨がしとしと降りしきり寒さが身に染みた苗場を温めることに成功しました。(目撃していますw)
ん?…全部見ているな
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