ThirdEyeBlindは20年以上のキャリアで6枚のアルバムを発表するなど地道でマイペースなリリース間隔をするアメリカ産のフェス向きのロックバンドです。

ロゴス(LOGOS)

いきなりのスマッシュヒットあり

出演回数:3 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 2 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回

デビュー直後の初来日

情報によるとアメリカはサンフランシスコにて活動が93年に始まり、4年後の97年のデビュー。デビュー直後にアルバム収録曲がスマッシュヒットしてチャートを賑わすことでここ日本でも知名度を上げました。
確か彼らの音源を手に入れるには輸入盤だけでなく日本のレコード会社からも日本盤が出ていたような…そういう時代ではありましたが当時の日本国内での洋楽アクトの環境はとても良好であったように記憶します。
一発目のフジロックのメインステージで名刺代わりの演奏となりました。雨の降りしきる強烈な環境の中での演奏となりましたが、個人的に夏フェスの会場に初めて踏み入れて最初に流れていた音が彼らだったのでとても印象深いバンドです。
デビューからしてセミチャームドライフのフックの効いたコーラスワークでスマッシュヒットを出していましたが、まだ一枚のアルバムリリースしかしてない中での日本公演には不安しかなかったかもしれませんが、さすがアメリカのバンドはどんなキャリアのバンドでもライブだけは鉄板に鍛え上げられているので安心して見る事が出来るんですよね。
アルバムごとにセールスが一時的に落ちたり中心メンバーが一時脱退したりと長いキャリアの中には危機的状況もありましたが、現在はサポートメンバー込みでの活動で精力的に活動しているようでフジロック初期メンとしては頑張って継続していってほしいとの思いがあります。
近年リリースのアルバムはチャートアクションも好評でロックバンド受難の時代に入っていた10年代でもその存在感を本国では発揮しているようです。
デビューからその楽曲のクオリティの高さは折り紙つきで、いわゆるオルタナ系のバンドとは一線を画していた彼らですが、ジャンルに捉われずウタモノとして評価されるべきバンドだと思います。
バンドにとって日本では始まりのフェスだったフジロックでは10年以上経過した2010年に久々の出演を果たしました。ホワイトステージ中盤に配置されバンドは健在ということを認知させました。
活動はいろいろとマイペースで行われ2016年にはサマーソニックに出ることに。邦楽主体のステージに入れられてしまい中堅の悲哀が増しましたがまあ頑張っていくしかないですねw
キャリアスタートから20年以上経っても日本に呼ばれるくらいの位置にいることは何気に凄いことなのではないでしょうか。
今後も日本の夏フェスに呼ばれることを祈りたいと思います。
Number55