朝霧高原で開催される朝霧JAM。市井では政情の不安が叫ばれる中の開催となりましたが、非日常感が最も強いこのフェスはどこ吹く風の如く粛々と開催されました。

ロゴス(LOGOS)

2012.朝霧JAMが優しく開催

2012-10-06

レインボーステージ/RainbowStage

ムーンシャインステージ/MoonShineStage

2012-10-07

レインボーステージ/RainbowStage

ムーンシャインステージ/MoonShineStage

落ち着きを取り戻した世界

さてもさても震災から1年半が過ぎ有る程度の不安も同時に過ぎ去り平静を取り戻しつつあった日本国内事情ですが、後出しジャンケンのように原発事故で当時どのような状況だったのかの情報が小出しで出されたりと相変わらずの日本社会の構造的不具合が露呈しつつありました。
この年末でもって民主党は政権を手放すわけですが、この秋には既に政府への不満が渦巻き風雲急を告げる雰囲気の中、粛々と朝霧JAMは開催されました。
とはいえ原発はその当時生きている人全員が漏れなく関わっている問題なわけで、朝霧の会場の奥でもソーラー発電だけで音を出す場所があったりと環境を意識したポリシーも感じることが出来ます。
この辺は文明社会とどうやって折り合いをつけるかの問題提起にもなるわけですが、やっぱりあの震災のような1000年に1回の体験をしてしまうと人生観も変わるのでこのタイミングで色々考えることはありましたよね。
前のように問答無用で音楽をただただ楽しむだけのフェスではもはや存在意義がないのではないか?そんな風に意識が変化した年であったかもしれません。
などとフェスの深い意味を考えつつも、寒くて荒天がデフォルトのイメージがある朝霧ジャムがこの年は終始晴天に恵まれるなどしてリラックス出来る空間に拍車がかかっていたのも事実w
フェス本来の持ち味である非日常空間で日頃のあれこれ面倒くさいことを一瞬でも忘れられればそれで良し!を体現することが出来たのでありました。
それでも日が暮れたら寒いのは寒いのですが日中は半袖でいると日焼け止めクリームを塗らないと大変なことになるくらい日差しが強いという厄介なこの季節。
そういえば日焼け止めクリームなんて頭にない人が多いのか会場でクリーム塗ってると知らない人に少し分けてくださいと請願されたことも何度かありましたね。忘れないようにしましょう。まあ旅行カバンに入れっぱなしなだけなんですけどw
せっかくなので話題を変えて。フェスに行くときは大体同じカバン(近年はキャスター付きのものになりましたが)に常備しているのがこの日焼け止めクリームだったりするわけです。
その他虫除けスプレー、制汗剤、バンドエイド、小型ライトなんかはカバンの小さなポケット辺りに入れっぱなしにしています。
なので3年くらい同じもの使ったりするわけですが消費期限とかあるのかしら?1年では使いきれないものばかりなのでちょっと心配です。
それ以外にも雨具とちょっとした椅子も日頃は同じような近い場所に置いたりなんかして、昔と比べたらフェスの事前準備が年々早まり、着替えだけどうするかで悩むくらいで1時間かからなくなってきてます。
まあ準備からもう楽しいので時間かからないならかからないでちょっと寂しい気もしますね。フェスあるある。
Number55