2014朝霧ジャムではDJとしてジェイムスブレイクが参加したりGラブが演奏したりと雰囲気重視の素晴らしいアクトを迎え入れ開催されました。

ロゴス(LOGOS)

朝霧JAM2014の人気秋フェス感

2014-10-11

レインボーステージ/RainbowStage

ムーンシャインステージ/MoonShineStage

2014-10-12

レインボーステージ/RainbowStage

ムーンシャインステージ/MoonShineStage

チケット入手困難

ラインアップ発表前にその信頼感からチケットが捌けるくらいの人気となっているフェスがこの朝霧ジャムです。
近接している場内駐車場のキャパが限られていることもあり、入場券だけの観点だとそこまでの激戦ではないのですが場内を確保しようとすると途端に難易度があがってきます。
フェスと駐車場というのはまず最初に考えなければならない要素で、立ち上げ時にステージをどう配置するかという検討よりも近接した場所に駐車場を確保できるかが重要な要素なのです。
なので会場には充分なサイズが確保出来ても駐車場が来場されるであろうキャパに対応出来なければフェス会場としては適さないのであります。
といっても大体の会場はそれがセットで設計されていってるといっても過言ではないのですが、朝霧の会場も普段はキャンプ場の顔も持っているわけでオートキャンプという形態なら充分対応できるのですが、フェスの場合域内に車を迎え入れるという形態ではないのでその観点で言うと少し脆弱な駐車場環境であると言えます。
ゆえに激戦が繰り広げられるわけですが、ちょうど発売時期がフジロック直後ということもあり、単純に気を抜いて忘れてしまうというw
抽選ではなく先着順なので入手難易度としては低いと言わざるを得ませんが、それでもラインアップ発表前に運営を信じて争奪戦に加わる幸せな共犯関係が成立しているのです。
いいフェスですね。
さてフェスと駐車場事情について考察してみましたが、もうひとつ。
やはり交通の事情もまた大事な要素のひとつであると思います。
思い返してみて天神山の脆弱な交通インフラは初回フジロックの失敗の大きな要因であったと考察せざるを得ないというか。
大型バスが対面交通でギリギリすれ違えるくらいの狭さの一本道「しか」選択肢がない立地条件が全ての問題の遠因であったと思います。
普段スキー場なのにそんなんでいいのだろうかという疑問が今でもあるくらいですからね。
その点苗場のスキー場は山道ではあるもののしっかりと整備された幹線道路沿いという好条件。
それは幕張にしてもひたちなかにしても石狩にしても同じ好条件なのが共通しているところでもあります。
朝霧もその点では合格ライン。まあ普段は観光地として太い交通インフラを維持しているわけですから当然といえば当然なのですが。
それでも高地、山の中のアクセスはかなり気を使いますよね。他になかなかフェスが増えないのもそれが要因のひとつなのだと思います。
Number55