聖地朝霧アリーナ
2018年にゆるキャン△のシーズン1が始まる前に既に朝霧アリーナは聖地化していましたが、その主な要因は朝霧JAMが開催されていることに他なりません。
敷地内のキャンプ場が埋まることもなく近接しているふもとっぱらのキャンプサイトを見渡しても混雑しているのは場内のステージに近いスペースの一部なので、調べてみると動員数は2日間で24000人らしいので、ここがチケットを捌く数のマックスなのでしょう。
入れようと思えばもっと入れられるでしょうが、快適にフェス運営をするギリギリのラインがこの辺なのでしょう。
それでもチケットがあるだけで搬入が楽になる場内駐車券は確保するのも大変かつ、当日は早めに会場入りして行列が出来るくらいの血眼感があるのです。
キャンプが前提かつ食事も作る仕様なのでほおっておいても荷物は莫大な量となります。
ライブはやらなくても日曜の夜~月曜昼まで延長できるプランがありますから都合3日間の食材となると普段のキャンプより遥かに多くの荷物が必要となってきます。
温暖な秋とはいえ足が速いのはまだまだ気を使う季節なので保存が大変ですよね。自分は日曜の夜には撤収するので想像もつきませんが…。
それでもそんな不便さを楽しむのがまた想い出となっていくのでしょう。
思えば朝霧にはそういった強烈に記憶に刻まれる経験が多数あるように感じます。ある意味もっともフェスマジックがあるのではと感じます。
さてもさてもこの2015年も充実かつ練達したアクトを集め実に朝霧らしいラインナップで顧客の期待に応えています。
特にゴーチームに!!!の流れはある種の層に希求するにはドはまりと表現して差し支えないと思いますね。
通常のロックフェスとは一味違う独特のゆるゆる感がこの朝霧ジャムの魅力なのです。
そのゆるゆる感がゆるキャン△にも反映されてるのかしらと…まあそれはないですかねw
それでもあの地域に流れるバイブスというか空気みたいなものは日頃から独特でその空気感をうまく捉えたのが朝霧というフェスであり、ゆるキャン△にもあるんですよね。場がなせるわざというか。
どーんとそびえたつ富士山がそうさせるのでしょうかね。
2015年の国外情勢
パリで同時テロが勃発するなど911を起点とした動きにまだ着地点が見えないことが明るみとなってしまった2015年。
イデオロギーの対立が近現代では中世のように完全に消え去るようなことが不可能な時代ではより鮮明になるのは当然であって、もはや情報やより直接的な武力行使では何も解決しないフェーズに入っているのは間違いありません。
そろそろ顕著になってきた中国の台頭はもはやアメリカ一国では抑えることが出来ず、従来の単純な搾取対象には収まり切れなくなっています。
政治体制はひとまず置いておいてこの対立構造が示す未来をきちんと先読みし、先手先手で手を打っておくことが歴史の傍観者の立場で満足していた日本にも必要なことなんだと思います。ホント政治体制は置いておいて、ですけど。