Supersonic2021では大規模国家的イベントの影響を避ける形で9月下旬に日程をずらし、困難と思われた海外アクトもきちんと招聘して開催を成功させました。

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スーパーソニックが2021年の1年限りの形で開催!2020年に開催予定もパンデミック蔓延の煽りを受け1年延期されることに。

2021-09-18

ゾゾマリンスタジアム(スーパーソニック)/ZozoMarineStadium(Supersonic)

2021-09-19

ゾゾマリンスタジアム(スーパーソニック)/ZozoMarineStadium(Supersonic)

逆風のなか強行開催もなんとか成功!

夏に開催予定だったフェス、ロックインジャパン、ライジングサンは早々に中止を発表。フジロックとこのスーパーソニックはありとあらゆる批判を受ける中で開催され、結果目に見える感染拡大は確認されず、ネット内でもリアル世界でも最大限荒れ狂う事態となっても開催を強行しました。
それに対する是非もないことは明らかで、どこかで誰かがしかるべきタイミングでやらないと結局のところいつまで経っても元に戻すことが出来ないわけであります。
それの端緒はプロ野球だったりJリーグだったり口火を切っているところがあり、それに続く動きが絶対的に必要でおそらくそれにふさわしい大規模イベントとして夏フェスがその位置にいたのは当然の帰結であり、憶測ではありますが行政が望んていた節もあるのではないかと。
現にロックインジャパンフェスは県としては黙認というか肯定も否定もしないある意味ずるい立場で望んでいるように思いました。
中止へと傾いたのは地元医師会の申し入れであり、しかも中止となると自分たちのせいではないと決め込むくらいの緩やかな要請でしかありませんでした。要は責任のなすりつけでどこもケツを拭わない泥試合。
フジロックでも新潟県は同じような姿勢で、ある意味あそこは新潟なのか?殆ど群馬じゃねえかという曖昧さでもって隔離隔絶されている空間の理を利用して隙間を突いて開催されたようなものでした。
ライジングサンは…北海道と沖縄は何故かあらゆる波の先行する形で感染が蔓延する特異地域であり故に非常に敏感に大きな反応が起こりやすい土地でもあり、中止がすんなり決まるのは仕方ないと言えそうです。
さてサマソニ代替イベントで東京大阪複数ステージで同時開催の予定だったスーパーソニックは結局アクトの移動を伴う大阪開催を諦め、野外の千葉マリンスタジアムに設置する1ステージ制という最大限譲歩した形での開催を目指しました。
懸念された海外アクトも国との折衝を重ね3日の隔離で済むように調整。客席もキャパの半分とするなど万全を期す形で、8月終わりからの感染状況の改善もありすんなりと開催にこぎつけられるものと思われました。
ところが他の小規模フェスの運営のまずさもあり、ここでもありえないほどの逆風が吹き荒れてしまい、本来介入するはずのなかった千葉県や千葉市が頻繁に中止を申し入れてくるなど開催まで紆余曲折があり、親の仇かよっつーくらいの批判を浴びながら…とまあ開催前はなんだったんだろうというくらい当日はすんなりと開催されたのでありました。
いざ開催されてしまうとこのタイミングで海外アクトが入国してプレイ出来たことは一歩前進であり来年の従来規模での開催への道筋をつけたように思いますし、とどのつまりこうやって実績を積むことでしか以前の通常の形の戻していくことは無理なわけですからこれはこれで良かったとしか言いようがありません。
むしろ逆に減少基調の中で開催しないでいつやるんだと。
ということでNiziUは結成から1年超でやっと一般客前で初のパフォーマンスだったわけですが、一番煽りを受けてますね2020年デビュー組…。
Number55