エイフェックスツイン・大型フェスでトリに配置される人気の実力者

ロゴス(LOGOS)

AphexTwin我が道をいく孤高のアーティスト

出演回数:4 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 3 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回

他に似たものなし!エイフェックスツイン

テクノ界孤高の異端児。エイフェックスツイン・リチャードDジェームスをイメージすると個人的にはそうなります。
彼は決してメインストリームにいるわけではない。
それでも作品が一度世に出れば常にトレンドとシーンのど真ん中にどーーんと鎮座されています。
フットボールでいう個人で流れを変えられる快足FWといったところでしょうかw
日本の某ビジュアルバンドのリミックスを頼まれて「金が良かったから」とエイフェックス節全開で返すところとか大好きw 各地のフェスにブッキングされてますが、オールナイトの時間帯やダンス系が多くブッキングされるイベントのトリに配置されることが多いようです。
まあケミカルやアンダーワールドクラスの大物ですしそれも納得ですね。
完全に一人でやっているのが素晴らしいと思います。
そういう意味でも90年代以降の音楽スタイルを体現している存在に思えます。
インターネットやSNSの発展で思想やスタイルの発信がグローバルに瞬時にその情報が欲しい人達に届くようになりました。
こういった音楽や映像の分野を見ていると実にそれが痛感されますね。
さらにいうとそれで食っていけるようになっているというのが実に好ましい状況ですねえ。
羨ましい限りです。

どこで演っても立ち位置変わらず

フジロックでは初回でセカンドステージのトリ、その後深夜のDJ出演を経てメインステージのトリまで務めました。
それでも上り詰めた感はなく、当然そこにいるものとして配置されていたのは嬉しい限りです。
本人のパーソナリティ的にその日のフェス全体のトリであろうが深夜のメインどころの時間帯の出番であろうが気負ったりプレイを変えたりはしないのですが、ロケーションが彼に合わせるのか相乗効果でどこで聞いてもエイフェックスツインでありながら予想を超えてくるのがすごいと思います。
ただそこでエイフェックスツインの音を出すだけで全てを巻き込んでいく偉大なスタイル。
そのスタイル的に会場の音場に影響を受けにくいのでしょうが、それにしても周りからの味方のつけ方がえげつない。
思いついた形容が大きく叩けば大きく響き、小さく叩けば小さく響く、でした。
まるで竜馬の西郷さん評のよう。
リチャードDジェームスは西郷さんでしたかw
そう考えると何に対しても考えを曲げない、常に自分の道を行く様が西郷さんと被ります。
リチャードDジェームスは薩摩隼人でしたかw
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