OgreYouAssholeと夏フェスとの関係~どのフェス環境でも確実に存在感を発揮する実力派バンドとして重宝に扱われているようです。

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オウガユーアスホール:その独自の切り口と存在感

出演回数:19 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 6 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 4 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 4 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 3 回
  • 朝霧JAM / AsagiriJam >> 2 回

名バイプレイヤー

オウガ…伝説のオウガバトル?クイーンの曲名としても有名な神話の単語と侮蔑する時に頻発される単語アスホールの組み合わせでとんでもないハードコアバンドかと思いきやオルタナを経過した正統派インディーロックの系譜にはっぴぃえんど等の日本語ロックのエッセンスもハイブリッドされているとてつもないハイクオリティの日本発のロックバンドなのでありました。
フェスでの活躍は言うまでもなく各種フェスでブリッジの役目をしっかりと果たすイメージがあります。
昼下がりに配置するには最適のバンドと言えるでしょう。それでいてロック的文脈でも語れるのは素晴らしい。
各種フェスに参加し始めるようになった2007年以降精力的にブッキングされ続けています。
この世代のバンドの代表といってもいいでしょう。
初登場となった2007年のロックインジャパンではウイングテント中盤での演奏。決して注目される始まりではなかったのですが、ロックインジャパンの小さなステージに出るネクストブレイクが期待されるアクトに間違いは少なく、同日にラインアップされたのはグッドフォーナッシング、シュノーケル、ダストボックス、9mmと以後中堅から大物へと変貌を遂げるバンドが目白押しでした。
その年の暮れにはカウントダウンに再び登場しコスモステージの早い時間帯での登場となりました。
ライジングサン初登場となった2008年ではKENZIやブッチャーズ、藤井フミヤ、バービーボーイズ等のベテラン勢と新人のフュージョンがひとつの大きなテーマとなったステージでジュンスカの前で演奏。
その場で見ていたわけではないですが、おそらく飛躍の一旦となったトピックとなったんではないでしょうか。以後も躍進は続きます。
毎年のように続くフェス参加でしたが、2010年にはフジロックのレッドマーキーに登場。
邦楽バンドとしては一番深い時間、(といっても3番目でしたが)XXやBSCなどが貫禄の演奏を見せる中しっかりと存在感を示しました。
2014年の2度目のフジロックでも頭から3番目に登場。この辺の位置が収まりがいい評価が定まってきたかのようです。
アウスゲイルやアウトキャストなど通常のロックバンド形態ではないアクトが出るステージでも違和感を感じさせないのはさすがの貫禄か。
全体を見渡してみても時間が深まることも早まることもなく一定という不思議なバンドですが、存在感が全くないとかそんなわけは一切なく常に安定感があるという評価の方が正確なのでしょう。
Number55