Misiaはあらゆるフェスでしっかりとした印象を残し唯一無二の存在感を示し続けているニッポントップクラスの女性ソロシンガーです。

ロゴス(LOGOS)

Misia~破格の才能を持つ歌姫

出演回数:7 回

  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 2 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 2 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 2 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 1 回

最初から規格外

テクニック的にはもはや日本を飛び出し世界でもいけんじゃね?というくらいの技量を持つ日本のトップソロシンガーのひとり。それは既に性別を越えているとも思えます。
とんでもないレベルでマスに届いている存在ですが、その独特の存在感は日本の音楽シーンのあらゆる壁を乗り越えてオンリーワンの存在にまで高まっているように感じます。
それはオリンピックでの満場一致の納得のパフォーマンスぶりでも明らかですが、これはもう美空ひばりレベルの時代を超越した存在なのではとの評価もあながち間違いではないのではないでしょうか。
とにかく同時代に並びうる歌手がいないという。それはそれで不幸なのか。
フェスでのライブを見る限りド派手な演出に目が奪われがちでその本質が見えにくい部分もあるかもしれませんが、たとえそれが小さいステージだろうが極端な話PAトラブルで大きい音が出せなくなろうがそこに存在しているだけで圧倒的な説得力を放っていると言わざるを得ません。
剥き出しの表現だけで勝負できるベーシックな存在感が圧倒的オーラを放っているように見えます。ここまでの歌手は世界を見渡してもあまりいないのでは?
長崎という出自がそうさせるのでしょうか。社会問題への意識も高く、たとえそれが君が代を歌うことひとつとっても何かしらの意味づけに重厚な意思が感じられるのは私だけ?
ロシアの暴挙に対するレスポンスもとても早く、アーティストとしての地頭の良さがこんなところでも発揮されています。
かつてはこのようなポジションにいる歌手ではタブーのような行動も、今何年よ?21世紀だよ?と言わんばかりに軽々と越えていく辺りさすがっす姉さん。
日本の主要フェスは全て制覇済み。2013年にサマソニ大阪メインステージに登場。ジョンレジェンドとイマジンドラゴンズに挟まれるってどんな配置やねん。ミューズがトリのステージで独特の存在感を発揮しました。
同年の1週間後にはライジングサンのこれまたメインステージに初登場。ケムリとスカパラに挟まれるって普通なら負けるよこんなポジション!
2015年のロックインジャパンではセカンドステージながら堂々のトリを務め彼の地をミーシャ色に染め上げることに成功。
ノッコとミーシャが続けて見られるとかこの日のオーディエンスはいいもん見たね。
2度の出演履歴があるフジロックでは初回はホワイトステージ。コロナ禍での異例のフジロックとなった2021年はメインステージへの登場となりました。
苗場に響き渡る君が代は直近のオリンピックを思わせる感動を呼び起こし、さすがのステージングで歌姫ここにありを世に示しました。
Number55