2023年のフジロックはコロナ関連の規制が段階を経て少しづつ撤廃されたなか以前と近い形で運営することを目途に、感染症との闘いの末に形成された大型イベントのカタチを世に示しました。

ロゴス(LOGOS)

2023年の大型フェスの在り方

2023-07-28

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

2023-07-29

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

2023-07-30

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

フジロックであり続けること

この女性ソロアクトヘッドライナー継続路線はLGBTQに後ろ向きな日本社会への強烈なカウンターなのか?
そんな思想的なことは置いておいて単純に今見たい、運営が今見せたいアクトがたまたま女性であり、そこに性差などなくひいきなしで優れた表現者をピックアップしたらたまたま女性であったということなのでしょう。
そういった肩肘張らない姿勢も大事。壁なんてもともと全くないので。
海外アクトが減り、国内組が占める割合が増えつつあるのは単に国内音楽事情のレベル上昇に伴うものなのか、あるいは日本という国が衰退しているからなのか。
さすがに30年実質賃金が横ばいなのはビビりましたが、それだけ国内の治安やインフラの維持に予想以上に金がかかる結果なのだと思えば、まあ安全を買えるなら高い金も出すかと納得するわけです。
フジロックに家族連れ以外の若年層が減少傾向なのはそんな事情があるのでしょうが、趣味の多様化なんかも根底にあるわけで音楽の魅力をより先鋭化していかないと置いて行かれるのは目に見えて明らか。
この点ロッキンオンフェスの差別化は実にうまいやり方だなと。やはりイベントで若者が主役じゃないのはきつい。
今年も粛々と大型フェスの先頭を切ってフジロックが切り込むわけですが、マスクなし声出しで一層盛り上がることに期待します。
Number55