UA~フェスを彩る圧倒的歌声!彼女を見ずしてフェスを体験したとは決して言えないくらいの圧倒的存在感

ロゴス(LOGOS)

UA!その安定感とロックフェスとの親和性の高さ

出演回数:22 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 10 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 9 回
  • 朝霧JAM / AsagiriJam >> 2 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 1 回

個性派歌手と個性派女優

当然ながら歌い手としても超一流ですが、映画大日本人で見せた演技も印象深い彼女。
情熱のヒットが96年でフジロックが始まったのが97年ですから、幸運なキャリアを築けたのではないかと想像します。
その音楽性は正にフェスの祝祭空間を彩るワンピースとして機能し、日本国内の大小問わずありとあらゆるフェスで彼女の名前を見ない年はありません。
またブランキージェットシティを解散した後すぐに浅井健一さんが結成したバンドAJICOでリードヴォーカルを務めるなど活動の幅も広くその対応力と抜群のバランス感覚でもってシーンに独特の地位を確立しています。
その後のMISIAやAI、宇多田ヒカル等のDIVAブームの火付け役でもありましたが、単なるR&Bに留まらずありとあらゆるジャンルを浮遊するその音楽性のジェットコースター感とも相まって単純なフィメールアーティストの枠には収まらない活動を続けておられます。
紅白にガンガン出るような一般的な評価をされているわけでもなく、ヒット曲も少なくて音楽に明るくなくて家で聞いているだけの層には知名度は決して高くないようですが、一旦外に出てどんなフェスでもいいから一度見てみましょう。とオススメしたいアーティストナンバーワンでもあります。

シャーマンというか巫女というか

シャーマン、巫女。同じ意味なのかと思ってましたが少し意味合いが違うようです。
UAは見る度にアレンジが違う等々、音楽性がまるで違っていることが多数あり、その幅広さでもって各フェスで圧倒的存在感を醸し出しています。
どこかのフェスで見た際に歌声と佇まいとロケーションと相まって、最早流行の電気を介した音楽という枠を遥かに超え、もはや巫女さんが祈祷しているかのような雰囲気で、独特のトリップ空間を演出していました。
それはまるで手塚治虫の火の鳥の一場面を切り取った空間のようでもあり、これにどっぷり浸かったらヤバイぞ!離脱しなきゃ!と思った記憶がありますw 危険すぎる
ああいった場でサブリミナル~なことを囁かれていたらいとも簡単に洗脳が完成するかのような危険な空間でもありました。諸刃の剣とはこのことか。
とはいえフェス=非日常の祝祭空間なのですからその親和性の高さは抜群で、UAはおそらく森の木々から出ている波動を取り込む技を会得していてあの場を独特に変貌させることが出来るのだと思います。
はっ…いかんいかん洗脳されている落ち着け自分w
Number55