ハイロウズが演奏を始めるだけでわくわくが止まらない夏のロックフェスに欠かすことのできないワンピースたる存在

ロゴス(LOGOS)

ハイロウズが紡いだニッポンのロックの系譜

出演回数:12 回

  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 6 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 3 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 1 回
  • ソニックマニア / SonicMania >> 1 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回

常にそこにハイロウズがいた

もはや説明することさえ野暮な存在ともいえる、むしろ知らなかったらモグリ認定ですねそんな人。
ヒロトとマーシーが中心のバンド、過去にも存在し現在も存在し未来永劫聞き続けれられるのは間違いないと確信を持ってい言えます。
そんなレベルの存在が日本には存在しまぁす。ありまぁす。
日本人による日本のロックの系譜はキヨシロウからヒロトや宮本へ、確実に受け渡されそして後世へと広がっていきます。
フジロックの前夜祭でヒロトがラモーンズの電撃バップをロックンロール好きの99パーセントが知っていると評していましたが、貴方もそういう存在なんですよと言いたい。
フジロックの日曜日に奏でられた日曜日よりの使者。
こんな宝石のような瞬間が日本に存在することがとても誇りです。
この普遍的ともいえる感覚を幅広い世代の人と共有していくのが今を生きる私たちの使命のように感じます。なんだか宗教的でこっ恥ずかしいですけどね。

変わらないもの

いやもうホント説明不要なのですが。
ヒロトとマーシーはバンド名を変えてもメンバーが変わってもこの2人の絆は変わらないという世界でも稀有なふたりであると言えます。
本当にすごいなと思うのは器が変わったら前のバンドのレパートリーは一切演奏しないことです。
2人で生み出してきた莫大な遺産を一切放棄するその姿勢、常に最新のフォルムで客の前に立つ姿勢は驚異的としか形容の仕方がないんです。
だって…お金になるじゃないですか!ブルーハーツの楽曲やるってなったらそりゃ人集まりますよ。手っ取り早くね。
でもそういう姿勢だからこそ生み出される尊敬のされかたもあるし信用のされかたもある。
殆どの人がそうなってしまうと思いますが、大人の汚い考え方が基準になるとこの2人の純粋な絆がクラクラ眩いくらいまぶしく感じてしまいます。
日々の生活に追われ疲れきっていても、やっぱり純粋なロックンロールに触れるとどこか懐かしいような、変わらないことへの安心感というか自分に代わって大切な場所を守り続けている防人のような安心感が2人を見ていると伝わってきて、まるで故郷のよう。
ロックを聴き始めた中学生に一瞬で戻れるこの感じ。
夏フェスに行くことは一年に一度、中学生に戻ることと同義なわけがここにあるんです。
これはフジロックやライジングサンのロケーションともあいまって相乗効果を生じさせ、ハイロウズの記憶を彩っているのかもしれません。
Number55