2003年のEZOinRisingSunRockFestivalはステージが4から5に増殖しバラエティの幅がさらに広くなりました

ロゴス(LOGOS)

2003年(平成15年)のライジングサンについて

2003-08-15

サンステージ/SunStage

アーステント/EarthTent

レッドスターフィールド/RedStarField

ムーンサーカス/MoonCircus

グリーンオアシス/GreenOasis

2003-08-16

サンステージ/SunStage

アーステント/EarthTent

レッドスターフィールド/RedStarField

ムーンサーカス/MoonCircus

グリーンオアシス/GreenOasis

ステージ↑更にアゲアゲに

ライジングサンならではのラインアップも話題となった2003年。
この年から更に出演者の幅が広くなりライジングサン色がどんどんついてきて国内での存在感も増してくるようになりました。
2003年より各フェスに乗り込み始めた気志團、まさかこういう場でパフォーマンスするとは…今では実現不可能なブッキングのチャゲ&飛鳥、フェス初登場の実力派重鎮カルメンマキに南義孝等々、メインステージのプライムタイムのハイロウズ→モンパチ→バンプ→スピッツの黄金リレーとも相まって記憶している観客も多いと思います。
こういったツボをツキまくる安心と信頼のブッキング力がライジングサンの魅力であると言えるのではないでしょうか。
ステージもひとつ増え、拡大路線をアピールしていくのも翌年の集客に繋がります。このころは各フェスともに右肩上がりの勢いのある時期で、振り返っても黄金期だったと述懐しちゃいますね…良くないことだとは思いますがw
やはりメインターゲットである20代後半から30代のアクティブ層が団塊ジュニアによって史上最も多数を占めていたという社会状況の影響が大きいのではないかと分析します。
ちょうど使えるお金も増えてきて子育てに時間を取られるにはまだ早いという時間的に幸せなタイミングとフェスの隆盛がばっちり合致したというのがココロなのではないかと。
夏フェスのあの空間、奇跡的に現出したユートピアを単なる流行に留めずになんとか次世代に受け継がれるようにしたいもんです。
コロナなんかに負けてしまうのは悔しくてたまりませんね、再開したら思いっきり楽しみたいと思います。金使わないとw

2003年の邦楽事情

時代を超える超絶名曲の世界にひとつだけの花が大ヒットした2003年。
一見バラエティに富んでるようなチャートですが、この00年代も半ばに差し掛かるような時代でもまだヒップホップは主流ではなかったのですね日本では…やっぱ特殊だわこの国。
チャート上位を占めるのは大御所が多いわけですが、この年目立つのが所謂青春パンクwとカテゴライズされたバンド達。
ちょっとした何度目かのバンドブーム、インディー風の性急なバンドがメジャーフィールドで存在感を示したのがこの2003年の特徴となりました。
折しも当時はハイスタが活動休止状態でもありその受け皿としてこういった追随バンドがいわゆる「売れた」のは必然でもあり、個人的にはハイスタが受け取るべき報酬を後続の模倣バンドが受け取ったものとして憤慨していましたが、それは…言いがかりに近いですねサーセンw
Number55