2005年のフジロックでは悪天候に終始悩まされましたが、雨に慣れた観客、装備の充実などフジロッカーのタフさが改めて認識される年となりました。

ロゴス(LOGOS)

フジロック2005summer~悪天候にもめげません

2005-07-29

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

オレンジコート/OrangeCourte

オールナイトフジ(オレンジコート)/AllNightFuji(OrangeCourte)

2005-07-30

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

オレンジコート/OrangeCourte

2005-07-31

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

オレンジコート/OrangeCourte

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

雷バックのステージも

苗場で長いこと開催していると各年の天候がごっちゃになってきていますが、あまりにも酷い天候となると記憶に刻まれることになります。
それがこの2005年の中日、トリ時間帯の遥か彼方のようで音の感じからするとめっさ近くに落ちてるやん!となった落雷でした。
ところがこのころには悪天候どんと来やがれ!オレのゴアテックスが火を吹くぜ!な観客の多いこと多いことw
もはや雨は織り込み済みとばかりにちょっと雨が降り出したらおもむろに静かに雨具を取り出して何もなかったかのように過ごしている客を見るにつけ、天神山は遠くになりけりと感慨にふけってしまいます。
実際おそらくこのころからアウトドアメーカーが野外フェスに商機を見出していたようで、都内近郊のアウトドアショップには野外フェス用のギアが目立つところにディスプレイされたり、メーカーとフジロックのコラボ商品が販売されていたり、アウトドア雑誌に野外フェス特集が組まれていたりと、野外フェスかくあるべし!という情報がネットをはじめリアル店舗にも溢れている状況なのでした。
どうせ買うならガチ登山でも使えるようなレインコートだったり登山靴だったりを身に着ける観客が増え始めたのが数年前。
2005年ともなると殆どの観客が数万はするような高価なアウトドアグッズで固めている状態でした。
苗場初年度は入り口で貰うゴミ袋に穴開けて手を通しているようなキッズばかりだったのにねw
この流れには弊害もあり、金に余裕がある層しか楽しめないような雰囲気になってしまったのは残念なことだと思います。
子どもでさえいい感じの雨具持ってますからねw
そりゃ格差を感じますよ

2005年の世界情勢

この年は京都議定書発効された年で地球温暖化問題がより身近に感じられる年になりました。
フジロックでは翌年になりますが、2006年に世界で展開されていたグローバルクール運動とコラボすることなり、超大物有名俳優のオーランドブルームが来場して温暖化についてグリーンステージでアピールをしたりしていました。
前日にはフードエリアで見かけたとかなんとか…よく大騒ぎにならなかったなと。
元々外人客も多いしにわかに信じられなかったとかでしょうか。外人さんはみな同じ顔に見えますしねw
フジロックといえばこういった環境問題を始め、世界中のあらゆる問題についてアピールする場としても機能している側面があります。
初期には動物実験反対やチベット問題などを取り上げたり、レイジやマッシブアタックが戦争や差別などの問題についてステージで提起したりしていましたね。
清志郎が君が代を演奏したりとか…まあこれは通常運転かw
こういったある意味青臭い問題をさらりとさりげなく展開できるのもフジロックの特徴のひとつと言えるのではないでしょうか。
Number55