櫻坂46はアイドルらしからぬ強いメッセージ性を帯びたインパクトの強い楽曲を武器にロックフェスへの擦り寄りを成功させた稀有な存在となりました。

ロゴス(LOGOS)

櫻坂46(欅坂46)~改名後もロックフェス常連継続

出演回数:12 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 7 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 4 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回

アイドルに留まらぬ存在感

ほぼほぼ平手友梨奈の存在感なんですがねw
陰りの出てきたAKBGの後を引き継ぎ2010年代半ばの日本のエンタメ界を席巻し続けている坂道グループのひとつが櫻坂46というグループなのです。
その活動は従来のアイドルグループとは一線を画し、平手嬢の周りが創り上げ練り上げたカリスマ性でもって邁進してきました。
この前例ありの危険な道は、簡単なようでいて実はとても難しくよくぞここまで高められたもんだなと当時は感心して見ていましたがある意味とても歪なこの形態で長く続けられるわけもなく実にあっさりと崩壊→改名へと雪崩れ込むことで一応の決着を見ることとなりました。
この10代のまだ人格が固まっていない世代を時代の寵児のように崇め奉ることの危険性は我々は尾崎豊で見てきてその危険性は理解していたはずなのですが…何故そういう方向性にしてしまったのか疑問しかありません。
そりゃ壊れるって。周りの大人はバカなの?
同じ精神的負荷ならAKBGの総選挙みたいなグループ全体での新しい負荷のかけけたが既に確立し形成されていたわけで、欅坂のように一極集中の負荷のかけかたは愚策でしかないんですよね。
その後遺症はソロとなった現在の平手さんに色濃く残っていて、その将来が非常に心配されるわけです。
それに乗っかる形でロックフェスに出ることでまるでシャーマンのような存在となってしまったことも拍車をかけることに。
日本で独自発展したアイドルという概念からはとんでもないレベルで逸脱してしまったことで、改名による軌道修正を図っている最中ですが、果たしてのほほんとしたグループに戻れるのかどうか。
2015年の結成で翌年のカウントダウンフェスに初めてロックフェスの舞台に立つことに。
以後カウントダウンフェスには毎年必ず呼ばれることになります。
4846からはかけ離れた位置にいたフェスに出ることの意義は大きく、正になんでもありの様相となってきた感がありました。
翌2017年にはサマソニに東京大阪同時出演を果たし、ロックインジャパンには2018年19年と連続出場。
真夏の大型イベントでも圧倒的な存在感と肥大する期待感が入り混じった不思議な空間を作り上げ、結果僅か5年で崩壊してしまったグループは、それの是非はともかく日本のフェス史に確かな足跡を残したのでした。
しかしながらこれは成功とは言えず、また追随することも絶対にやってはいけません。
カリスマ性なんて言葉で祭り上げられて精神を崩壊する個人なんてもう見たくねえんですよ。
Number55