2017年を締めくくるカウントダウンジャパンフェスティバルが幕張を舞台に例年通りに4日間開催されました。新規アクトは全体の1割強。

ロゴス(LOGOS)

2017年とはどういった年だったのか?

2017-12-28

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2017-12-29

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2017-12-30

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2017-12-31

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

各ステージから見えてくる景色

2017年も年末を締めくくるカウントダウンジャパンがいつも以上の人気を集め開催されました。
規模感も例年どおりとなり、1日の出演アクトは前3日間が40前後。最終日は演奏時間が日をまたぐ関係で少々多めとなり60弱が出演の運びとなります。
4日間で総勢173アクトと日本最大級のフェスとして年末を締めくくることになります。
その中で主要フェス初登場組は18組。
年々存在感を増してくるアイドル系では私立恵比寿中学、NGT48がラインナップに加わりました。
特筆すべきソロアクトとして今現在飛ぶ鳥を落とす勢いのあいみょんが一番小さなステージではありますが、ひっそりと出演を果たしました。
この時点で見ていた人は自慢できることでしょうw
このフェスを見れば現在の邦楽の現在地と勢力図が分かるわけで、メインステージの顔ぶれに細かなヒントが見え隠れしているんですねえ。
初日では欅坂が連続登場、このフェス出演を経て評価を爆上げしている最中でした。
その他活動を再開したキックザカンクルー、トリ前に成長著しいWANIMAなど特筆すべきポイントがいくつか散見されています。
いつもは遅い時間帯でステージを温めていたエレファントカシマシがまさかの紅白出演でスケジュールが限定されるようなトピックもありました。
紅白はリハ含めると前2日くらいはそれしかこなせないようで、こういった配置になってしまうんですね。裏側を知るとまた面白さが増します。
欅坂やエレカシがここに配置された意味の裏。紅白出演は名誉なことではあるのでしょうが、動きが限定される諸刃の剣。
そういう意味では紅白卒業組(w)の氣志團が最終日のオオトリに配置されるのはそれなりの意味があるわけで、筋が通っているともいえます。
こうしてラインナップを見ているとこの年がどういう年だったのかが分かるというもの。髭男がこんな位置にいるんだとかw
主催者の意図が見えてくるというか。今後どのように変化していくのかといったところに注視していくとシーンの全体像を把握することにも繋がるのではないでしょうか。
メインステージに配されたMyFirstStoryなんかが注目株なんだろうなという意図は透けて見えてくるわけです。
その結果が出てくるのは数年後なわけですが、その変遷を見ているだけでもなかなかの面白さ。
メジャースポーツの若手の青田買いなんかと構造は似ているように思いますね。プロスペクトがいくつかいるこの状況を楽しみたいと思います。
Number55