遂に20回目の開催を迎えたロックインジャパン2019。他の夏フェスを引っ張る存在として10年代をしっかりと駆け抜けることになりました。

ロゴス(LOGOS)

来るべき20年代に向けて

2019-08-03

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングテント/WingTent

2019-08-04

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングテント/WingTent

2019-08-10

グラスステージ/GrassStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングテント/WingTent

2019-08-11

グラスステージ/GrassStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングテント/WingTent

2019-08-12

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングテント/WingTent

10年代最後の開催

2019年の大きな改定となった日程の追加ですが、祝日を絡めることでこの日程が実現することになりました。
元々夏休みであるうえにお盆休みも近いということでこの時期に祝日作ってどないすんねん臭が漂っていた山の日ですが、そんな経緯もあってあまり浸透していな新設の祝日となっています。
制定は2014年で施行が2016年ということで3年経ったこの年にこの祝日を絡めることでロックインジャパンは第2週を土日月の3日間へと舵を切ることになるのでした。
単純に1日増えることは出演アクト数も25%増しということ。例年100弱のアクトが出演していたロックインジャパンフェスですが、この2019年では240overと日本最大級のアクトを集めることになりました。
ただでさえ夏のイベントが目白押しのところに、2週またぎで開催してしまう大英断というか強気の姿勢が際立ってきました。
盛夏という意味合いでいうとそこまで長い期間そこに含まれるわけではないのが日本の短い夏。
大体6週間くらいがその期間となりますが、殆どの週末で大小さまざまなイベントが詰め込まることになります。
それは地元の夏祭りだったり花火大会だったりと形態はさまざまですが、90年代後半以降そこにロックフェス形式のイベントが加わることになり、着実に実績を積み上げプレゼンスを上げてきました。
今ではすっかり夏の風物詩として市民権を得ることとなり、音楽業界の地盤沈下具合と比べたら比較的良好な運営状態で、狭い業界の中でも前向きで明るいニュースとして捉えられていました。そうコロナが始まるまでは…。
ということで10年代最後の開催でありつつ現状最後の開催となったのがこの2019年です。
2020年の2021年も開催自体はアナウンスされなんとか開催出来るように必死で動いてきた事実がありますが、それでも開催にこぎつけることが出来ずに2年間涙を飲む形となってしまいました。
1年ごとにアクトごとの力関係も変化し、その年に一体何が起こっていたのか振り返るときには重宝するフェスの香盤が2年も見られないことは痛恨の極みというか。
この2019年で見えた新しい形。イツメンの中でトリを任されたUverworldの躍進とか、今フェスをやるならトリでしかありえないほどの人気と実力をつけたKingGnuや髭男だとか。
フェスの中での扱いの変化を楽しむことがここ2年出来ていないのが寂しくもあります。
2019年で見えた新機軸、声優バンドのポッピンパーティーが初登場したことや、これからフェスの主軸になっていくであろう新登場アクトがどのような成長を遂げたのかをうかがい知れる機会が失われたことが残念で仕方ありません。
2021年では開催間際まで行ったことで今後に期待を持てますが、果たして来年はどうなることやら…。
Number55