ロックインジャパンフェス2017が全7ステージ設置で恒例のひたちなか海浜公園の敷地を目いっぱい使用して開催!2017年も色とりどりのアクトが勢ぞろいしました。

ロゴス(LOGOS)

2017年のロックインジャパンフェスティバル

2017-08-05

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングステージ/WingStage

2017-08-06

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングステージ/WingStage

2017-08-11

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングステージ/WingStage

2017-08-12

グラスステージ/GrassStage

ヒルサイドステージ/HillsideStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

パークステージ/ParkStage

バズステージ/BuzzStage

ウイングステージ/WingStage

10年代後半のフェス

2020年代が見えてきた2017年。ロックインジャパンフェスでは全193アクト中、25アクトがフレッシュに主要フェス初登場となりました。
特筆すべきは高い知名度で誰もが知るアクトながらフェスに出ることはないだろうと思われていたポルノグラフィティでしょうか。
フェスに出ることはある程度の地位を確立してしまうとデメリットがメリットを上回ってしまう危険性がありますが、短期的にはそうだったとしても長期的な目線でいうとギフトの方が大きいことは間違いなく、こういったベテラン勢がフェスの場に出てくることは歓迎します。
期待の新人枠ではその後飛ぶ鳥を落とす勢いとなるOfficial髭男dismがこの2017年のフェスに初登場となりました。
個人的に最も注目なトピックスは声優ユニットのワルキューレが登場したことを挙げます。
アニソン界隈との接近は既にLiSAがヘビロテでブッキングされていることからある程度の予測が出来ましたが、ワルキューレという割とガチメかつ界隈ではトレンドとなっているアイドル属性の高い声優を集めきちんとした目的を持って活動しているユニットが夏のロックフェスに出演するということは大きな驚きを持って迎えられました。
この異文化界隈とのフュージョンが今後のロックインジャパンが発展することに繋がることを期待したいと思います。
その他cuteに続くハロプロからの刺客アンジェルムが初登場するなど細かなトピックも充実。アイドル系は必ずどの日程にも配置されもはや定番となってきました。
他フェスが二の足を踏むような施策も躊躇なくやり切るところがこのフェスの長所ともいえますね。支持したいと思います。
一方メインの方に目を向けますと…フェスの顔であるメインステージのトリにちょっとした地殻変動が起きつつあります。
初週の2日、初日はB’z、2日目は桑田佳祐と実績ある大ベテランできっちりと締め、2週目のサカナクション、ラッドウィンプスというフェスの出演を重ねることによって評価と地位を高めてきたアクトを据え、今後のフェスの方向性をしっかりと世に示すことに成功したといえます。
いきなりドラスティックな改革をせずにある程度種まきをしたうえでその方向性に舵を切るやり方は見事。
この嗅覚が維持できるなら今後もロックインジャパンの隆盛は続くのではないでしょうか。
来るべき20年代に向けて日本のフェスが存続し続ける未来をきちんと見据えているロックインジャパンをこれからも注目していこうと思います。
Number55