2018年末のカウントダウンジャパンフェスティバルが例年通りの規模で開催されました。来る2019年は果たしてどんな年になるのか

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2018年を締めくくるカウントダウンジャパン

2018-12-28

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2018-12-29

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2018-12-30

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2018-12-31

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

気づけば2010年代もあと1年!

他フェスとは少し遅れて2003年に始まったカウントダウンジャパンフェスティバルですが、この2018年で16年連続16度目の開催となります。
真冬とはいえ屋内開催で季節的な自然要因で中止になるような可能性は無きに等しいので、特殊な事情が無ければ(人が集まらないとか会場が改修になるとか)ほぼ開催されるとみて間違いないわけですが、まさか2年後にその屋内がネックになるとは思いもよらないことだったのではないでしょうか。
といって100年に1度の頻度でしか起こりえないパンデミックがこの高度に発達した情報社会でも発生するとは…そこに驕りがなかったかと言えば嘘になります。
情報が国境を簡単に越える社会ではウイルスもまた簡単に国境を越えてくる状況になりました。こうなるとよっぽどカルチャー分野の情報の方が壁があるように思いますね。
その壁が影響して、なのかは定かではありませんが、2018年のカウントダウンジャパンでは全174アクト中完全新規アクトは13アクトのみ。
全体の1割にも満たないわけで…さらにここから常連になるようなアクトがいくつ出てくるのかは、これからの成長を待つしかないようです。
そもそもここ数年、いわゆる真っ当なバンド形態でライブから真っ当に評価を上げているバンドが髭男やサチモス、KingGnuとCHAIくらいしか見当たらないことも事態の深刻さを現わしているように思います。
ゼロ年代のように毎年のように新人ライブバンドがシーンに出てきては評価をあげていくような流れが現在は停滞しているように感じます。
その流れがあったからこそ中堅の層が分厚くなり、全体的な盛り上がりに繋がっていったわけですが現状ではその分厚い中間層が薄く結果一握りのアクトに集中してしまう悪い流れが出来上がりつつあります。
ネットで完結するアクトが増える一方ライブシーンで地道に活動するようなバンドが壊滅状態。ネット時代の趨勢といえばそれまでですが、それはそれでどげんかせんといかん。
邦楽フェスの客層がまだ若さを保っている内にライブの良さをもっと伝えていけるような仕掛けが必要となってきました。
などという思考の流れが出来つつあるなかでのパンデミックからのリモート全盛の時代になってしまったわけで、ネット完結の流れが更に加速することになってしまいました。
早くまたライブをガンガン見られる時代にならないかな~とりあえずそこに戻すことが最優先ですかね
Number55