渋さを知らず…見たら分かるとしか言いようのない説明いらずの存在感!ジャズ?ロック?歌謡曲?全てを内包する音楽の坩堝それが渋さ知らズオーケストラ

ロゴス(LOGOS)

見ているだけであらゆる感情が沸き上がる…これぞフェスを体現した音楽「渋さ知らズオーケストラ」

出演回数:13 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 9 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 2 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回
  • 朝霧JAM / AsagiriJam >> 1 回

初見では口あんぐり

一時渋さを全く見たことも聞いたことも、音楽さえもあまり興味ない人を渋さ知らズのライブに連れていくことにハマっていた時期がありましたw
またそういう人を連れて行かない場合でもなるべく定期にやっているようなライブハウスやホールや天幕渋さ等での演奏ではなくスポットで参加するようなライブに行くようにして、つまり初めて渋さを見るような層が多そうなライブに好んで足を運んでいる時期がありました。
夏祭りとそんな類のものですね、そういうところで初めて体験する人の様子を観察するのがとても好きでしたw
おそらくこんな体験をしたことなどないような音楽にさえも疎いような人が熱狂していく様が面白くて仕方ないのですよね。
基本的にフェスに出るような所謂ロックバンド然とした人達はある程度の基礎知識を持ってる人が見に来ているのだろうという前提なので、ああハイハイこんな感じね~で終わってしまう客層ばかり。そんなものを見てもいまいち面白くないのですが、渋さのライブは違います。
子どもとか白塗りの踊り子さんに口あんぐりですからねw
ああ楽しや楽し。
いつぞやのライブでは小学校の体育館で踊り子さんが乳放り出してましたからね!なんというシュールな光景…。
そんなあらゆる音楽と聴衆を一気に呑み込んでいく渋さ知らズオーケストラ。
フェスとの親和性の高さ半端ない、間違いないっす。

人が多いということで

出会ったのはフジロック。一気に知名度があがったのもフジロックで、長い付き合いになっています。
多いときはステージに30人はいるのですが、毎回同じというわけでもなくwikiによると一度でも一緒に演奏したら渋さメンバーとして認定するそうですが、いろいろな人が通り抜けて行きました。
清志郎もその一人ですね…。自分が観た中ではフジロックで見たいと熱望していた渚ようこさん。彼女も若い身を散らして逝ってしまわれました。
そしてレギュラーメンバーだった、RCのバックでもサックスを吹いていた片山さん…。
最新のフジロックではバカでかい片山さん人形が参戦していましたがw
それを目撃して湧いた感情…。泣いたり笑ったり天を仰いだりソロに感動したり、フェスの空間を惜しんだり楽しんだり、あらゆる感情をも呑み込んで渋さは回転していくのでしょう。
どんな状況でも渋さらしさを忘れない。だからこそ信頼できるのはないかと思います。フェスで絶対見てほしい。おすすめです。
願わくばロックインジャパンでキッズをノックアウトしてほしいんですけど、繋がりがないのかなかなかブッキングされねえんですわ。
Number55