2012年のフジロックはストーンローゼズ、ノエルギャラガー、レディオヘッドとフロントマンが既に他の形態では参加経験のある3組がトリを務めました。

ロゴス(LOGOS)

2012年は3日目が凄まじい集客に

2012-07-27

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

オレンジコート/OrangeCourte

オールナイトフジ(オレンジコート)/AllNightFuji(OrangeCourte)

2012-07-28

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

オレンジコート/OrangeCourte

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

2012-07-29

グリーンステージ/GreenStage

ホワイトステージ/WhiteStage

レッドマーキー/RedMarquee

レッドマーキー(深夜帯)/RedMarquee(Midnight)

フィールドオブヘブン/FieldOfHeaven

ルーキーアゴーゴー/RookieAGoGo

オレンジコート/OrangeCourte

傷も癒えつつある日本社会とロックフェス

メンツどうこうよりもこの2012年で最も覚えている瞬間といいますか、3日目ののっぴきならない場内の混み具合が真っ先に思い浮かんでしまいます。
決して広くもないが狭くもない会場レイアウトなわけですが、どうしても人が通る導線は集中してしまいます。
そういった場所ではやはり狭さが浮き彫りになってしまい、縦横無尽に移動できるようでいて実は一本道かつやっぱり見たいアクトは集中してしまうわけで、この日の移動のストレスはちょっと異常な状態だったと思います。
さてその戦犯となってしまったレディオヘッドですがw、もうひとつ特徴的な年だった事象があってトリ発表後のチケット発売だったこともあり近年稀に見るチケット(というか駐車券)争奪戦が繰り広げられたことです。
例年だと早割りでのチケット販売は一切メンツの発表はされずに噂レベルでもそこまで出回らない段階で売り始めるのですが、そこが逆になったら…しかも待望されていたレディオヘッドと再結成ストーンローゼズの組み合わせは破壊力抜群でいつものような牧歌的なチケット販売にはならなかったのでした。
今まで何回か参加してきた渋谷での店頭販売というものがあるのですが、例年通りの感覚で参加していたらチケット(というか場内駐車券)の確保が出来なかったことでしょう。嫌あねえ。
とまあこういった狂騒曲があったからかどうかは分かりませんが、早割発売前に一部でも内容が発表されることは2度となかったのでした。
この早割というのは一種の踏み絵、お布施のようなもので早めに集金させることで信仰心を試しているというか(w)、運営への信用信頼感があってこその制度なわけでして、運営の中の人の野望としては当日何が出るか分からない状態で来場させるのが究極の目標とのこと。
まあそれはやり過ぎではありますが、それだけの信頼があるのも事実なのでそれはそれで楽しそうな試みのような気もします。

2012年の世界情勢

日本では自民党公明党の政権返り咲き、中国の習近平、北朝鮮の金総書記、韓国の朴槿恵大統領やアメリカのオバマ大統領再選と政治的なターニングポイントが国内国外で、なおかつ日本に縁の深い国で相次いだのがこの2012年。
震災原発対応の稚拙さで時の政権が崩壊したわけですが、世界的にも人災といっていいような問題が相次ぎました。
ギリシアのデフォルトは自国の未来の姿のようで世界中のあらゆる国で危機感を共有するような出来事となりました。
アラブの春の影響が継続していてイスラム圏でも次々と新しい動きが目まぐるしく、世界は動いているなというのがこの2012年の率直な感想ですかね。
Number55