2011年未曾有の災害を経て迎えた夏。洋楽夏フェスの雄サマーソニックが例年通りに開催されました。トリはサマソニ初登場のレッチリと00年代最重要バンドのストロークス。

ロゴス(LOGOS)

サマソニが粛々と開催された2011年の夏

2011-08-13

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ミッドナイトソニック(東京)/MidnightSonic(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

ミッドナイトダンス/MidnightDance

レインボーステージ/RainbowStage

アイランドステージ/IslandStage

オーシャンステージ/OceanStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

ミッドナイトソニック(大阪)/MidnightSonic(Osaka)

2011-08-14

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

アイランドステージ/IslandStage

オーシャンステージ/OceanStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

王道を揃えたフェス運営に

2011年の日本を語るときに東北の震災と原発事故抜きに語ることは出来ません。
サマソニの場合は千葉と大阪なので地理的な影響はほぼ皆無。あるとしたら試合延期が重なって千葉マリンの日程がどうなるかくらいでしたが、影響は限定的で開幕して少しの間は日中に試合開催となるなど一部ありましたが、この夏には電気供給の問題くらいがクローズアップされていたくらいだったように記憶しています。
各地で無駄な電気は極力消費しないようにしていましたよね。
夏フェスが開催される期間ではほとんど影響なく日本社会が平静を取り戻していたのでした。
あとは来日アクトが放射能を気にするかどうかで、健康被害のデマが流布することが危惧されましたが、そこは政府の発信だったり日本国民が整然と粛々と過ごす様が世界中に瞬時に情報として広がったことで大分安心感を与えたように思います。
まあ言うちゃ悪いですが殆どの国でこんな無慈悲な災害が発生したらやれ略奪だ暴動だと少なからず起こるのでしょうが、ある意味被爆国の日本では放射能に対しての正しい知識が拡散しているのでそこまでのパニックな状態にはならなかったのでした。
モニタリングポストの値なども正しく伝えることで安心感が広がり来日アクトが放射能汚染を怖がってキャンセルするような事態にはならなかったのではないでしょうか。
と、このような経緯もあり開催が危ぶまれることもなく(自粛ムードも夏までは継続せず)粛々と例年通りの開催となったのでした。
むしろ例年通り普通に開催して経済を回していこうという空気のほうが強くなったのでした。
前年より深夜帯も充実させたサマソニですが、この2011年よりソニックマニアを復活させサマソニ前夜の金曜日にオールナイト形式で別イベントという形でサマソニ本体にくっつけることになりました。
それに伴いなのか影響は定かではありませんが、大阪で縮小があり従来の5ステージから3ステージに縮小するなど洋楽市場の縮小がもろに反映されたような年になってしまったのでした。

2011年の洋楽事情

前年に続いてケイティペリーの躍進が続いていましたが、ブルーノマーズが存在感を増してきました2011年。
トップ20を見渡してみても…ロックバンドがいねえw
バンド形式なのもフォスターザピープルくらいしか…受難の時代になってきたと言わざるを得ません。
アデルやレディーガガ、ピンクなどフィメールソロアクトが相変わらず隆盛を極めている年となりました。
この流れは今後も加速していくことになります。
Number55