RisingSunRockFestival2019が非常に稀なケースの8月の台風襲来により半分の日程の消化が出来ずに土曜日のみの開催となりました。

ロゴス(LOGOS)

2019年(令和元年)令和最初のライジングサンロックフェスティバル

2019-08-17

サンステージ/SunStage

アーステント/EarthTent

レッドスターフィールド/RedStarField

レッドスターカフェ/RedStarCafe

  • TohokuLivehouseDaisakusen/東北ライブハウス大作戦

ボヘミアンガーデン/BohemianGarden

ボヘミアンサーカス/BohemianCircus

レインボウシャングリラ/RainbowShangri-La

デフガレージ/DefGarage

台風が将来を暗示したか…

コロナ禍で2年連続の中止が決まり、2021年現在では最後の開催となったライジングサンですが、そのことを想像出来た人が果たしてどれくらいいたでしょう。
その難局を暗示するかのように8月に北海道で台風の影響を受けるという非常にレアケースと重なってしまい、金曜日の日程が丸々中止となってしまいました。
さすがに北海道に来るころには勢いも減退している台風(というより熱帯低気圧)なわけですが、その分備えが出来ている地域ではないのは明白で、都会でちょっと雪が降ったら交通機関が乱れるが如くちょっとした台風でもてんやわんやしてしまうのであります。
よく沖縄鹿児島辺りの人間が関東の台風なんて台風じゃねえ、みたいな変な優越感でもってマウントを取ってくることがありますが、北海道ともなるとそれが最も顕著となります。まあ仕方ないわけですが。
調べてみたら発生が8月6日でまず広島に上陸したようで中国地方を縦断、近畿から上にもそこそこの爪痕を残しつつ最終的に北海道に抜けたコースを取りました。
おそらく最も被害を受けたのは中国地方でサマソニ大阪金曜日の野外ステージが影響を受け半分が演奏することが出来ませんでしたが、屋内ステージは予定通り進行されました。
金曜の午後遅くには影響が抜けつつあり、北海道にはこれから影響あるよ~んくらいの状況での中止の決断だったのではないかと推測されます。
まあ本州に上陸した段階でふにゃふにゃへっぽこ、ちょっと強い低気圧程度ではあったはず。それで中止になるとは…。
日頃慣れてないから仕方ないのでしょうが、ちょっと勿体ない判断だったのではないでしょうか。
そんな経緯で開催された土曜日のみのライジングサンですが、ここ数年続いていた傾向はより強まり新規9アクトに留まっています。
そんな苦しい状態でもベテラン引っ張り出し枠は健在でこの2019年ではまさかのアナーキーが出演することに。
80年代をサバイブしてきたバンドの中でも大物中の大物。さすがのライジングサンフェスと称賛を送りたいと思います。
さてコロナが忍び寄ってきている時代に突入してきましたが、場所的に北海道と沖縄は域外からの流入が他所よりもワンランク上の地域であるためいち早く感染が広まってしまう特殊性を孕んでいます。
故に大規模イベントへの制限が強く働き、都心のイベントみたいに数多く企画されることで埋もれるようなこともなく常にやり玉に挙げられてしまうのがフェス系イベントの辛いところ。
殆どが屋外であるこのようなイベントは感染の危険は低いはずなのに、そんなエビデンスは一切出てこない不思議。
いつまで続くのだろうこの流れ。やはり野球やJリーグが率先して証明していく以外に切り開く道はないのだろうか。
Number55