BabyMetalとはアイドルグループ発のいち企画ユニットからどんどん評価を上げ遂には世界に飛び出していったメタルとアイドルの融合アクトです。

ロゴス(LOGOS)

ベイビーメタル~世界のフェスをも席巻

出演回数:13 回

  • サマーソニック / Summersonic >> 7 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 2 回
  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 2 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 1 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回

こんなはずじゃ…

と企画当初の想定より全然でかくなってしまったのは想像に難くないわけで。母屋のさくら学院の売上や知名度を遥かに越え、日本中の音楽好きにその名が知れ渡るのは異例中の異例に思えます。
売れたとしても日本国内、まさか世界中から注目を集めるユニットにまで成長するとは…確かにボーカル力は圧倒的ではありますが、そこまで予想している人は一切いなかったのではないかと。正直今でも信じられないですからねw
なんせさくら学院が果たせなかった(2021年に解散、いや閉校w)紅白出演を派生ユニット扱いのベイビーメタルが果たしてしまうというパラドックス。
そのボーカルのチカラを育んだのがここにきて良く耳にするアクターズスクール広島というキーワード。
Perfumeや元モー娘。の鞘師などを輩出し、BABYMETALのSU-METALもここの出身。他にも瀬戸内関係のアイドルグループで歌や踊りが目立つ女の子は大抵このスクール出身なわけで、どうやっていち地方でこんな素材を作り出すのだろうと不思議なわけです。
一応山陽山陰四国の近隣地域から人材は集まってきていて、育成の仕方が上手いのは一目瞭然というか。
出来ることならこの育成のメソッドを日本全国のアイドル、あるいはダンサーなどの卵の女の子達が家の近くで受けられるような環境が整っていってほしいと思う次第です。
実際日本のサッカー業界では少年世代のきちんとした育成を行うために日本全国どの地域でも一定のメソッドを持つ指導者の育成を組織的に行っていて、その育成モデルを日本のエンタメの将来を担う子供たちに機会均等に受けさせられるような仕組みを早く確立すべきと思います。
それくらい広島に偏っている状況は割と異常に感じます。
海外でも評価の高いSU-METALのボーカルテクニックですが、お遊戯以上の評価を得ていなかった日本のアイドル(主にAKBが原因なわけですがw)が正当な評価を受けたようで、そこは素直に嬉しいです…。
さてそんな彼女達ですが、日本のフェスではサマソニ出演回数が圧倒的に多く、一時は毎年のように出演をしていました。
メタル系のアクトも多く出演するフェスなので親和性は非常に高いように思います。
むしろフジロックに出る絵が見えないアクトのひとつでもありました。
2016年は今のところ唯一の4大フェス同時出演を果たしているのですが、あの年はそれを金字塔にしようという大人のチカラが働いていたように見えて、個人的にはなんだかな~という気分です。
実はフジロックとサマソニには両フェス立ち上げの段階で同じ年に同じアクトは出演させないという不文律が存在し、過去同年に両フェスに出たアクトは…まあ2つほどありましたが、そこはきっちりと守られているルールだったわけです。
この2016年ではサマソニは大阪のみの出演なので目を瞑ってくれやという感じなのでした。超法規的処理が行われたわけですね。
Number55