2015年に行われたサマソニではケミカルブラザーズとファレルウィリアムスをトリに迎え実績と今を感じさせるバランスの良いラインアップとなりました。

ロゴス(LOGOS)

サマーソニック2015が東京大阪同時開催

2015-08-20

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ミッドナイトソニック(東京)/MidnightSonic(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

ガーデンステージ/GardenStage

アイランドステージ/IslandStage

オーシャンステージ/OceanStage

パークステージ/ParkStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

ミッドナイトレインボー(ホステスクラブオールナイター)/MidnightRainbow(HostessClubAllNighter)

フラワーステージ/FlowerStage

ミッドナイトソニック(大阪)/MidnightSonic(Osaka)

2015-08-21

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

ガーデンステージ/GardenStage

アイランドステージ/IslandStage

オーシャンステージ/OceanStage

パークステージ/ParkStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

フラワーステージ/FlowerStage

真夏の土日を彩るフェス

ますます厳しさを増す洋楽市場。そんな中でももがき苦しみ前に進む姿勢を見せるサマソニには尊敬しかありません。
それが証拠にこの2015年も新規アクトが72もあるなどあくなき前進の構えを見せ続けています。
アリアナグランデ、ファレルウィリアムス、ディアンジェロと今見たいアクトをこれでもかと重要なスロットに配置。
深夜にトムヨークのプロジェクトが見られるなど隙のない配置で好評を博しました。
特に乖離しがちな人気北米女性ソロR&Bシンガーを呼び続けることはもしかしたら大きな集客には繋がらないかもしれませんが、継続こそ力なりなわけで今後にも期待が持てます。
新人アクトもスクリプトやウルフアリスなど押さえるところはしっかりとブッキングに成功させました。
そして特筆すべき点がこの時点でBTSを招聘している抜け目の無さです。今なら押しも押されぬヘッドライナーなのは間違いのないところ。ロックフェスなのにそれでいいのかという議論は置いておいて運営の目の確かさは称賛されるべきポイントなのではないでしょうか。
深夜帯も協力興行会社であるホステスウィークエンダーとがっちりコラボを行い、参加する気を起させる特色を打ち出しました。
規模縮小が顕著となった同年のフジロックを尻目に維持の動きを見せるサマソニがより存在感を増している年となりました。
場のマジックに期待できない幕張会場大阪会場、一番力を入れるのはメンツしかないと割り切りをすることが最も大事なのではないでしょうか。
それでいてK-PОPなどの今を提示することも忘れずに早め早めに種を撒くことが数年後に花を開くわけですが、こういった風を読む姿勢はこのジャンルに限らず保守的になっている日本社会への楔となっていると個人的には思います。
まず大事なことはグローバルな視点を持つことなのですが、それをいち早くフェス市場という世界中と闘わなければならない場所に身を置いていることはやはり成長を促しますね。
音楽でもって世界と繋がりその姿勢をアピールすることでどんどん感性が磨かれているのではないでしょうか。
日本全体に影響を与える存在にまで成長してほしいと願っています。大げさかな?w
ケミカルをブッキングしたことを筆頭に今後の布石を巧みに打つサマソニ運営にこれからも注視していきたいと思います。
細かいところにヒントが転がっているのでボーっとしてられないんですよね~。
Number55