2015年開催のCountDownJapanFestivalが5ステージ固定で連続開催。幕張メッセ会場をめいっぱい使用した最大級の冬フェスとして風格すら漂います。

ロゴス(LOGOS)

カウントダウンジャパンフェスティバル2015in幕張メッセ

2015-12-28

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2015-12-29

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2015-12-30

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

2015-12-31

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

アストロアリーナ/AstroArena

紅白を凌ぐ規模

年末年始という長期休暇は当たり前の時期を狙い撃つイベントとしてとても優秀な成績を収めているのがこのカウントダウンジャパンです。
連続4日開催は官公庁の休みに合わせるかのごとく。交通の便が少々ややこしい京葉線かつ開発地の沿岸沿い地域の幕張ではありますが、それでも集客は数ある年末イベントの中でも最大級といえるでしょう。
全4日の日程でおよそ170アクトが出演します。大晦日は深夜帯も演奏をするのでアクトが他日よりも多く大体10アクト前後が各ステージを彩ります。
そして出演するアクトが日本の今を感じさせるアクトばかりというのも特徴となっています。
メインステージのアースステージを見渡せばそれが顕著になるというもの。
初日はすっかり大物感を纏ったアジカン、遂にメインステージにまで上り詰めたベイビーメタルとレキシが目を引きます。
2日目は改名後さらに加速した感のあるアレキサンドロス、既に人気が爆発していたマンウィズにアイドル系ではトップの集客にまで成長したでんぱ組などが日本の現状を鋭く抉り出します。
3日目はなんといってもサカナクション。洋楽フェスでも重要なスロットを任されるくらいにまで評価を高めている時期でした。
最終日オオトリはブルーエンカウント。バンプ、10フィート、エレカシ等を抑え大任を任されるくらいに成長したバンドのひとつだと思います。
初登場アクトは13組と全体の1割以下にまで低下しているところに新人アクトを取り巻く状況の厳しさが現れていますが、フジのルーキーステージやこのカウントダウンジャパンでの新人アクトの抜擢などフェス側も頑張ってプッシュしていこうという気概が見て取れます。
この年ではリトルグリーモンスターくらいしか目玉はないようですが、それでも掘り起こしを継続していくことは重要。
円盤が売れない時代でいかに収益を維持していくかを業界みんなで模索していく姿勢が大事になってきました。

2015年の邦楽事情

オリコン上位はAKB系独占なので検証すら出来ず…果たしてこれを歌える人がどのくらいいるのかという疑問があるくらいの世間との乖離があるわけです。
上位25曲をAKBGと坂道、ジャニーズ系が24曲。LDHが1曲。後世がどのように評価するのだろうかと気になりますねw
ただおまけ商法以外をピックアップするとなるとやはりジャニーズ系の売上の固さは称賛に値すると思います。
まだ嵐が上位ではありますが、キスマイや関ジャニなども徐々に浸透していて層の厚さがやはり半端ないと感じます。
Number55