Summersonic2019では未来を感じさせるトリにチェインスモーカーズを据えることになり、日曜日のメインステージのメンツはかなりの冒険となっているように感じさせます。

ロゴス(LOGOS)

サマソニ2019が通算20回目の開催に。翌年はオリンピック期間となるため秋口に別フェスという形で開催されます

2019-08-16

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビルボードジャパンステージ/BillboardJapanStage

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

ミッドナイトソニック(マウンテンステージ)/MidnightSonic(MountainStage)

オーシャンステージ/OceanStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

ミッドナイトソニック(レインボーステージ)/MidnightSonic(RainbowStage)

ホワイトマッシヴ/WhiteMassive

2019-08-17

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビルボードジャパンステージ/BillboardJapanStage

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

ミッドナイトソニック(マウンテンステージ)/MidnightSonic(MountainStage)

オーシャンステージ/OceanStage

ミッドナイトソニック(ソニックステージ)/MidnightSonic(SonicStage)

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ミッドナイトソニック(レインボーステージ)/MidnightSonic(RainbowStage)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

ホワイトマッシヴ/WhiteMassive

2019-08-18

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビルボードジャパンステージ/BillboardJapanStage

ビーチステージ/BeachStage

レインボーステージ/RainbowStage

オーシャンステージ/OceanStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

ホワイトマッシヴ/WhiteMassive

首都型フェスの光と影

2019年は翌年に東京オリンピックを控え、サマソニも都市型であるが故にその影響をモロに受けることになりました。
地理的にはあまり影響を受けないはずのフジロックも海外アクトが空港を経由する以上その影響を逃れることが出来ないようで、翌2020年はオリンピック閉会直後かつパラリンピック開幕の間を縫って8月の下旬開催に日程をずらすと2019年中のアナウンスがありました。
サマソニも同時期に行う選択肢もあったかもですが、やはりフジと日程を被らせることは得策ではないので、秋口にスーパーソニックという規模感は同程度で名称を変えてあえて別フェスというテイでの開催となることを発表しました。
その代わりといっては何ですが、この2019年ではかつてトライした3日開催というチャレンジを再度敢行することになりました。
それの煽りを受けてか例年サマソニ前夜祭の趣で開催されていたソニックマニアを吸収する形で3日開催となったのでした。
これに伴い金曜深夜と土曜深夜帯が例年より充実することになりました。
ブッキングも例年より気合が入っているようで全245アクト中新規アクトが67と4分の1を占めています。既に20年を超える開催実績がありながらここまで取り揃えるそのバイタリティは素晴らしいという他なく、国内も欧米のシーンもバンド受難の時代でここまでしっかりとかき集められるのはかなりの努力が必要と言う以外ありません。
その内容も国内外のアイドルやここ数年のトレンドであるアジア系が占めているわけではないところもグッドポイント。
か細い状況の中、サマソニで紹介してみたい新機軸がしっかりと芯が通っている形で提示されているように思います。
意欲的な姿勢がよく表れているのがチェインスモーカーズの日のメインステージのラインナップで、バンド系は一切入れずに統一感を出し、今世界の潮流はこうなっているんだというところをしっかりと示しました。
そのことに関しては賛否両論あると思いますし、その日は全体通してもロック色がほぼ皆無という実験的な日となりましたが、それが世界のトレンドなんだと堂々と世に発してくれたこと。正にエポックメイキングとなる出来事であったといえます。
翌年からの展開がとても楽しみとなりました。が、コロナ禍でその流れも中座しリセットされてしまった感があるのは残念に思います。
早く次の展開が見てみたい。たとえそれが老年のオジサンたちを置いてきぼりにしようともw
Number55