ロックインジャパンフェスティバルが前年の一部中止を乗り越え2001年に再度開催となりました。

ロゴス(LOGOS)

2001年のロックインジャパンフェスティバルはひたちなか市で開催、以後固定開催となっています

2001-08-03

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

2001-08-04

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

2001-08-05

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

夏フェスで最も成功を収めたのはひたちなか

2年目にして早くも金土日の3日開催に踏み切りました。またこの年だけの特別な措置そして洋楽アクトが2組名を連ねました。
このころはまだ邦楽特化ではなく総合フェスとしての道を模索していたのでしょう。
ですがまだその試みをするには機が熟成されてはいませんでした。それは今でもそうですが。
世界の潮流との乖離が日本の芸能としての音楽業界の永遠の課題ですが、決して乗り越えることが出来ないということを改めて浮き彫りにした出来事だったと思います。
おそらくこのころから洋楽のCD売り上げもライブの動員や運営母体の洋楽雑誌の発行部数も縮小傾向になっていきました。
それの裏返しとして、邦楽国内アクトの充実があるのなら良いのですが…。
結局トレンドが乖離したまま現代へと至る…問題が改善されることはありませんでした。
これは個人的な意見として…よくKPOPのあからさまな北米シーンのパクリが指摘されて久しく、場所によってはそれを卑下する動きもよく見られますが、むしろ結構な深度で解析されていて独自の音を出せていることに嫉妬さえ覚えます。
レベル高いですよアレ。
動画の再生数とかの不正云々が叫ばれますが、音は嘘をついていません。
日本にも…まあアンダーグラウンドでは確実にいらっしゃいますが、メジャーフィールドで勝負している人達が一体どれくらいいるのだろうかと思います。結局大衆迎合が帰結点なところに不満を覚えてしまいます。

2001年宇宙の旅

2001年というのは鉄腕アトムが売り出された年だそうで。
手塚先生の中での想像の近未来ではロボットが出現する時代だったのですが、果たして想像以内の未来だったのか超える未来だったのかは神のみぞ知るといったところでしょうか。
インターネットやスマホデバイスが生み出したコミュニケーションの形の暗喩としてのロボットであったかもしれませんね。
とにかく「近未来」という言葉が一番しっくりくる年というのがこの2001年なのだと今現在も思います。
まだ経過してないんじゃないかとさえ思ってしまいますw
自分が子供のころは21世紀になれば(ノストラダムスを乗り越えて未来が来るのなら)日本の才能溢れる音楽人が世界を席巻し、ビルボードチャートの上位だぜ!って胸を張れる未来が待っているものと思ってましたが…サブカルという意味ではアニメが、あとは日本人がその才能を集中して人材投入した野球の分野で…といってもベースボール自体がマイナーではありますが、世界に通用することを証明出来た時代であったと思います。
本場の野球殿堂に入るとか、イチロー凄すぎw
Number55