ソウルフラワーユニオン、フェスだけじゃない!各種被災地を笑顔にするぶれない芯の強い音楽を奏でる社会派バンド

ロゴス(LOGOS)

徹頭徹尾日本的でありながら最も世界に勧めたいバンド「ソウルフラワーユニオン」

出演回数:22 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 7 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 6 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 4 回
  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 3 回
  • 朝霧JAM / AsagiriJam >> 2 回

最もお祭りが似合うバンドです

非常時にこそ最も力を発揮するというか、あらゆる状況の中でも語る言葉を持っている、演奏すべき楽曲があるのがソウルフラワーユニオンが持つ最も強い特徴であるといえます。
それは平常時にも強く響き、天変地異やコロナ禍などで社会全体が弱っている時期にもより強く響き、本来音楽とはそうでなければならないと身をもって体現してくれているのが彼らなのです。
フジロックでの日曜夜のクロージングアクトで醸し出した祝祭感、あそこであの状況であの雰囲気を出せるのは渋さ知らズとソウルフラワーユニオンしか国内には適任者がいません。
あらゆるところに属しているようで実はどこにもいないその圧倒的で唯一無二な存在感。
是非世界中にオススメしたいですね。動画サイトでバズらないかしら。
というよりも日本の若い人達になんとかして届かないものかと…それにはうってつけのロックインジャパン関係にはよく出演しているのですが、いかんせんステージの場所が悪かったり裏が強烈だったりと割と不遇な扱いだったりします。悲しい。
彼らの強度こそ日本が誇るロックバンドそのものであることをもっと老若男女すべからく知っていてほしいもんです。
紅白に出るような国民的バンドであるべき。

生きているものはその生を高らかに謳歌しなきゃダメ

基本フェスやライブで交わされるMCでの発言なんて覚えていないもんですが、中川さんが震災後一発目での仙台でのフェスで発したこの言葉がとても心に深く刻まれています。
全体的に2011年自体がこのような鎮魂の言葉があらゆる場所で発せられたわけですが、これ以上に的確な言葉はありませんでした。
もちろん神戸の地震や東北の地震後にいちはやくかけつけ音楽で被災者を勇気づける行動をした彼らがいる(そんな状況で鳴らせる楽曲があるという力強さよ)という基礎知識はありながらも、語るべき瞬間にジャストタイミングでリアルに響くからこそなのでしょう。
実際その場所で演奏された満月の夕で隣のお姉さんが祈りながら泣いてましたから…震災が発生した瞬間は関東にいたのである程度の揺れは体験していたし、その後の大変な状況も関東という割と安全な地域で見ていたわけですが、最も震災を身近に感じたのがこの光景を見たことでした。それは音とともに記憶されていて、そうなるとより強き経験として刻まれるわけです。
それこそソウルフラワーユニオンそのものであると強く思います。

あとうたは自由をめざすが終演後もエンドレスに響くの、わりと好きw
Number55