9mmParabellumBullet~当代きっての凄腕ギタリストを擁するロックとしか形容のしようがないロックミュージックを奏でるストレートなバンドです。

ロゴス(LOGOS)

美しきバンド

出演回数:40 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 15 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 14 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 6 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 4 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回

圧倒的今感

一度見たら忘れられないライブの爆発力と刹那的な緊張感が印象的なバンドが9mmというバンドの正当な評価であります。
なんといっても個人的に素晴らしいと思うのは「きゅうみり」という名づけ方。冒頭2文字で既に分かるという素晴らしさ。
その個性もさることながら至極真っ当なギターロックとして眩いばかりのバンドで、彼らより上の世代の自分としては評価が分かれるだろうなという予想は付きつつもとても、とても美しいとすら思います。
ロックの歴史も年を重ね数十年に渡り何世代も棲み分けが出来つつあります。9ミリが奏でる楽曲ライブのスタイル等、見る人が見たときに〇〇の二番煎じじゃんとか、かつて〇〇がやっていたことの後追いだとかいくらでも否定的な意見は言えるでしょう。
しかしそんな野暮なことはないのです。何故ならそこに美しさがあるから。
老兵は消え去るのみ。このような批判的意見は必ず前の世代から漏れ出てくるものです。
このスタイルは俺たちが発明したんだ!それで良いのです。
全ての試みはし尽くされたもう新しい音はロックからは生まれてこない気分に支配されがちですが、絶対にそんなことはなく、かつて誰かがやったことを新しく見せる若者がいても(多少は様々な組み合わせの妙で見せてほしいですが)否定しちゃいかんのです。
9mmにしてもあの激しいスタイルで年々同じようにライブをこなすのは絶対的にきつくなるんでしょうが、その刹那的な感じも彼らに感じる美しさに繋がるんだと思います。
結成3年で辿り着いた主要フェスの出演では2007年元日のカウントダウンジャパンではムーンステージのトリ前という破格の扱いでの登場となりました。
同年のロックインジャパン出演を経て参加したサマソニでも邦楽特化のブリーズステージでトリのチャットモンチー前というこれまた新人らしからぬ破格のスロットで演奏しました。
シーンに登場した段階でかなりの評価を得ていたことがここからもうかがえると思います。
2009年にはフジロックに出演!中日土曜日のホワイトステージのトップバッターに抜擢。その日のコンセプチュアルなステージの方向性にハマるバンドとして期待値が高い場所でのブッキングとなりました。
同じ2009年にライジングサンに初登場。セカンドステージ中盤に配置されギターウルフ、10フィート、ホルモンという日本の音楽シーンに不動の地位を築き上げているバンド達が目白押しという重厚な流れの前に演奏し存在感を見せつけました。
Number55