斉藤和義はソロシンガーとして着実に実績を積み10年以上のキャリアを積んだ以後に突如として結構なブレイク具合を起こしたことで有名です。

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斉藤和義~急に認知度を上げることに成功

出演回数:22 回

  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 7 回
  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 7 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 3 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 3 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 2 回

根性というよりは飄々と

デビュー当時から淡々と活動をしているイメージで、いわゆるド真ん中のロックというよりはフォークシンガーのようなイメージがつきまとっていましたが…流離のスナフキン的なイメージw
そこまで一般リスナーが食いつくまでには至らず知る人ぞ知るシンガーとして初期の10年は過ぎ去っていったイメージが強くあります。
1993年のメジャーデビュー以降毎年のようにシングルやアルバムをリリース。ヒットシングルを立て続けに持つというよりはアルバムごとに評価を上げ日本を代表するソロシンガーとなっていった経緯があります。
アルバムでは90年代後半からオリコンチャート上位に顔を出し2000年代に入ってからは常に一桁順位の成績を残していて、この世代ではピカイチの実績があるといえるでしょう。
課題のヒットシングルも2010年代に入ってから立て続けにオリコン10位以内にランクインし、デビューから15年以上経ってやっと時代が追いついた感があります。
斉藤和義氏は1966年生まれ。昔から忌避されていた丙午(ひのえうま)の生まれなのですが、実はこの年に著名なミュージシャンが日本で大量に産み出されたことになります。
ただでさえ子どもが多く生まれた時代ではありますが、この1966年では妊娠出産することを回避する流れもあり一時的に出生数が少なくなったのにも関わらず。
とはいえ単純に数が多い時代ですから、まあそりゃ確率的には多く輩出してもおかしくないわなとは思いますがねw
エレカシの宮本浩次、筋肉少女帯の大槻ケンヂ、イエモン吉井和哉、オリラブ田島貴男、ソウルフラワーユニオンの中川敬、怒髪天増子直純、BOOM宮沢和史、スカパラ谷中敦、渡辺美里などなど。
こう並べて見るとバンド所属が多いですね。
あと数年で再び丙午が巡ってくるわけですが、果たしてここから素晴らしいミュージシャンが誕生するのでしょうか。
その結果が分かるのは更に20年ほど経過しないと分からないわけですが、生きていられるかな?w
その前に出生率なんとかしろという感じですが、コロナ以後の世界がまだ描けない以上余談を許さない状況ですかね。
そんな斉藤和義ですが、4大フェスには当然のように出演済。
それぞれ満遍なく出演していてこの点からも偏りのない活動を行っていることが伺えます。
イメージ的にもどこにも所属しているようで所属していない感があり、まるでカメレオンのような存在でフェスによって色を変えることが可能なのでしょう。
邦楽限定ステージでも洋楽と織り交ぜたステージでも一様に存在感を出せることが地味に凄いことだと思います。
Number55