ブラフマンはフジロック常連=夏フェス常連の人気バンドです

ロゴス(LOGOS)

ロックの化身としてシーンを引っ張るブラフマン

出演回数:16 回

  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 7 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 5 回
  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 2 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 2 回

名前からしてコンセプチュアル

1995年結成でもう3年後にはインディーズチャート上位になるなど結成当初から圧倒的存在感を誇示していたブラフマンですが、メジャーデビューを果たした99年にはフジロックに登場し以後節目ごとに登場し続けるなどフジロックとの親和性が高いバンド筆頭にまで成長しました。
スロットとしてもホワイトステージまたはグリーンステージでトリだったりトリ前だったり邦楽系としては最も実績を積んだバンドと言えるでしょう。
このスロットを経験出来るバンドは数少ないわけですが、邦楽に限ると清志郎やスカパラ、電気グルーヴ、YMOなどの80年代から継続的に活動する大御所ばかりということを考えると比較的後発デビュー組のブラフマンがこの位置にいるのは驚異的ですらあります。
まさに最短距離を駆け上ってきたイメージしかありませんね。
その存在感はインディーズの枠に留まらずに、メジャーフィールドに移行してからも売り上げ的にも人気的にもうなぎ上り。
日本代表として日本のシーンを引っ張る存在として現在まで継続した人気を誇るバンドとなっています。
音楽に対する情熱は衰えることなく、覆面?変名?バンド、アコースティック形態のオーバーグラウンドアコースティックアンダーグラウンド(通称OAU)としての活動も精力的で毎年なんらかのフェスに名を連ねている勢いで出演回数を増やしています。
こういったバイタリティもまたバンドの魅力となっていると思います。
個人的には…バンド名がなんといっても秀逸。宗教の教義的なことはさておき日本仏教では所謂梵天の神様としてお馴染みなわけですが古代インドの神であるブラフマーが転じてブラフマンと称されるわけですがその響きだけでコンセプトが分かるというもの。
ハードコアと民族音楽、相反する二つをミクスチャーして作り上げるその音楽はまさに日本でしかありえない音。
日本語を冠するバンド名は多いもののこういった宗教用語かつ宇宙をも感じさせる言葉のチョイスがとても…カッコいい!
一見れっきとした英語なようでいて和を感じさせる響きがもう痺れます。
伊達政宗の幼名が梵天丸だったりして既に中世には日本に根付いていた言葉だったわけですが、古いようで新しい言葉を若者に浸透させることの有意義さよ。
色々な側面から色々な顔を見せる不思議な単語がブラフマンなように感じます。まさに宇宙そのものですね。いやぁ…カッコいいなぁ!w
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