2005年末に幕張メッセを舞台に3度目の開催にこぎつけたカウントダウンジャパンフェスティバル。最早冬型屋内イベントの定番として認知されることになりました。

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カウントダウンジャパンフェスティバル2005!寒さに負けず熱いフェスを

2005-12-29

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

ムーンステージ/MoonStage

2005-12-30

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

ムーンステージ/MoonStage

2005-12-31

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

ムーンステージ/MoonStage

年越しの風物詩へ

3度目の開催となったカウントダウンジャパンフェス。年越しイベントを定番で開催するアクトは有名どころでは福山雅治やサザン、ジャニーズ事務所など数多くいますが、こういった様々なアクトを集めての開催は単発でしかなかったのがこの2000年代半ばの状況でした。
夏フェスの運営でノウハウを得た主催者が冬フェス(春にも)の開催に乗り出したのは必然の流れなのかもしれません。
この時点で夏6回、冬2回と経験を重ね、ますます様々なアクティビティが充実してきた感がありました。
邦楽フェスとしての信頼が厚くなり、面子発表前に入場チケットが完売することも珍しくありません。
このころにはメディアにもフェス特集が組まれ知名度もぐんぐんアップして、トレンドとしてのロックフェスが若者に定着していったのも大きく、その恩恵を最も受けたのがロックインジャパンとカウントダウンジャパンであったといってもいいでしょう。
3日間の開催で3ステージ、全アクトは75組にもなる日本最大級のフェス。
この2005年に初登場するアクトは8組。さすがに毎年2日づつの開催で新規でフレッシュなバンドが出てくる頻度は高くありませんが、それでも若くて活きのいいアクトが少数ながらも出演するのはいい傾向なのではないかと思います。
このバンドが頭角を現したのはこの時期なのね、と後になって確認出来ていいですねw
2005年末でいうとそれがチャットモンチーでありテリヤキボーイズなのです。ボラ&オリエンタルマシーンもその後各フェスの常連にまで上り詰めました。
既に何度もフェスに出ているアクトも現状との扱いの違いがあって面白いもの。
メインステージでは00年代デビューのアジカンやレミオロメンがトリに上り詰め、マキシマムザホルモンやラッドウィンプスがサードステージの真ん中~トップバッターに配置されるなど、その後の人気ぶりを考えるとこのころはまだこんな位置だったんだなあと感慨深いものがあります。

2005年12月の世相

うるう秒がド年末に挿入された2005年。ちょうどカウントダウンフェス開催中の出来事なんですねえ。
当時の記事を見てみるとBSEなんて言葉が飛び交ってますね…もう収束したのでしょうか?飽きただけ?
その後にじわじわするトピックとしては日本の人口減元年だったとか…。その後15年も経っていて政府としてはやっと対策に乗り出したというか…すでに人口減になるのはその何年も前から警鐘が鳴らされていたはずなのに。
後世の世代に押し付ける気満々ですやん。
Number55