ゲスの極み乙女。とは。きっちりとヒット曲を持つ真っ当なロックバンドの側面を持ちながらも演奏面でも国内最高峰の絡みを見せる超実力派バンドのひとつです。

ロゴス(LOGOS)

一言色物では片づけられません

出演回数:20 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 8 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 6 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 3 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 2 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回

実はかなりの実力派

というのも、見れば分かるそのポテンシャル。名前からは想像もつかない実力派なのが彼らなのですが、もう最初から色物的な扱いは皆無で普通に名前はおかしいがそれぞれが高い演奏力を持つ実力派のユニットという評価が確定していました。
色々な意味で名を馳せたボーカルの川谷さんですが、どちらかというとIndigoLaEndが派生扱いなのかと思いきや(あまり経緯に詳しくないもんで)圧倒的に有名なゲス極の方が後発というややこしさ。その他ジェニーハイなど派生での活動もがやたらありとても忙しいイメージしかありません。
バラエティ方面でもよく拝見しますが、ちょっとしたことに才能が溢れるのは一見してよく理解できるのでフェスで見られるなら見てみたい衝動にかられるのは言うまでもありません。
それぞれの影響アーティストを羅列してみるとその音楽性の幅の広さにもはやドン引きするほどで、音楽的偏差値の高さがそれぞれに感じられて知れば知るほど恐ろしささえ感じさせるようなポテンシャルを感じて、ちょっと引け目すら感じてしまうほどです。
そんな彼らが世に見いだされることに時間はさほどかからず。結成一年後にはカウントダウンジャパンに初登場。最終日つまり大晦日のコスモステージトリに堂々とラインアップされました。
最終日はド深夜までタイムテーブルが組まれるため通常のトリ扱いとはちょいと違いますが、それでもデビュー仕立てのバンドに任せるには大きなポジションでそれだけこのバンドへの期待感が大きいことが伺い知れます。
翌年のロックインジャパンフェスにもいちステージのトリ前、ソウルフラワーユニオンの後という好待遇。ここまでくると幕下付け出しのような風格さえ漂ってきました。
同年のライジングサンにも当然のように呼ばれ、アーステントの朝イチでの演奏となりました。新人らしい扱いながらも破格感は増しているように思いますね。
トップバッターとかトリとか極端な扱いをされた方がバンドの持つ絶大な存在感が際立つように思える稀有なバンドと言えるでしょう。
2015年はフジロックに登場。順調にステップアップしている様がよく分かりますね。洋楽主体のレッドマーキーで岡村ちゃんの前というなんとも意図が伝わるような位置での出演となりました。なんとなく色んなストーリーとの絡みをさせやすいバンドなんですよねえ。
この勢いはとどまることを知らズ、2016年のサマソニ初登場ではメインステージに名を連ねることに。
怖いくらいの順調さですが、例の事件以降そっちのイメージが強くなっちゃったことが残念でなりません。
Number55