RisingSunRockFestival2014では例年と同じそれぞれ独自性を出した7つのステージで繰り広げられる演奏でもってフェスを盛り上げることとなります。

ロゴス(LOGOS)

ライジングサンロックフェスティバル・2014年(平成26年)

2014-08-15

サンステージ/SunStage

アーステント/EarthTent

レッドスターフィールド/RedStarField

レッドスターカフェ/RedStarCafe

ボヘミアンガーデン/BohemianGarden

レインボウシャングリラ/RainbowShangri-La

デフガレージ/DefGarage

2014-08-16

サンステージ/SunStage

アーステント/EarthTent

レッドスターフィールド/RedStarField

レッドスターカフェ/RedStarCafe

ボヘミアンガーデン/BohemianGarden

レインボウシャングリラ/RainbowShangri-La

デフガレージ/DefGarage

いつも通りのフェス

未曾有の自然災害ののち政権交代からの国内事情の安定が顕著となってきた2014年ですが、国内音楽事情は円盤需要の減少とともに混迷を極めつつありました。
その中でも山師達郎御大が2度目の登場ということで全幅の信頼を得たフェスであると自信を持って良いトピックもありつつ毎年様々なライジングサン独自の形態でステージにあがってくれる各人アーティストが大勢存在するというところもこのフェスの特徴といってもいいでしょう。
それだけ思い入れが客も演者も強く見えない絆のようなもので結ばれていることは誇らしいことだと思います。
例年のような初登場ベテラン組も一段落。混迷するシーンではなかなか目新しい新参者さえも難しいのか特筆すべき新人アクトもT字路sくらいでしょうか。
それでも常連組は相変わらずの熱さでもって演奏を行いライジングサンはいつも通りの佇まいでもってこちらに訴えてきてくれるのは嬉しい限り。
ネット発のライブをそれほど行わないアクトが幅をきかせるようになってきたのがこの年辺りからなのですが、そういったライブシーンとの断絶はもはや避けようもなく、そことの距離感に苦労するサマソニやロッキンオンジャパンフェスとは一線を画し地の利を活かしたフェスとしてライジングサンはそのまま突き進んでいくのでしょう。
そこは対立概念として必要なわけでフジとライジングサン、サマソニとロッキンジャパンで棲み分けが出来つつある2015年のフェス事情なのでした。
どっちが良いということはなく、どちらも切磋琢磨して色を付けていくのは非常に大事なことなのだと思います。
はっきり言って国内に大小フェスが増えていますが、この4大フェスのどこかが終焉を迎えてしまうとおそらく全体のフェス需要自体も萎んでいくのは必定だと感じます。
それぞれがそれぞれの魅力でもって戦っていき全体が盛り上がることを期待します。

2014年の邦楽事情

レリゴーの曲が街にあふれた2014年。一時的にかもしれませんが女性ソロアクトが息を吹き返した年となりました。
絢香JUJU西野カナRihwaと上位を女性ソロシンガーが占めつつリリースするたびに話題を独占したSEKAI NO OWARIなど非ジャニーズ非AKB非LDH系が頑張っていた年として記憶されることでしょう。
この2014年頃に思春期だった層が近年成人を迎え音楽シーンにもこの時に撒かれたタネが開花しつつあります。
そういう意味で重要なトピックとして語り継がれる年になったのではないでしょうか。
Number55