従来の４ステージに加えアストロアリーナを加え全５ステージでの開催となりました。エリアマップを見てみるとサマソニの規模を遥かに越えるスケールで文字通り幕張メッセをジャックした形で最大級のイベントとなりました。
メッセは大きく分けて２つのエリアに分かれているのですが、大体どのイベント（単発コンサートや握手会・展示会など）もどちらかのエリアを借りる形なのですが、カウントダウンジャパンの場合全てを使う超ド級の規模となっています。
驚愕すべき点は普段サマソニ開催の傍らでサーカスとか恐竜博をやっているイベントホールをも使用して新規にＤＪ中心のステージを設置したところです。
真冬なので移動に多少の痛みは伴いますが、それでもこれだけ近接した広いスペースを独占出来るくらいの体力を有している稀有なイベントに成長したことが伺えます。
Ｋポップや乃木坂といった人が集まる接触イベントでさえここまでの規模を誇ることはありません。見たことないし。
それだけ集客がしっかりしている、国内のエンタメの頂点にいることは間違いありません。まさにフェス全盛期の様相とって過言ではないでしょう。
おそらく洋楽アクトをかき集めてもここまでの規模で何かを行うことは今後も無理な予感しかないので、この規模を継続しつつ次に繋がる展開が出来ればよいかなと思います。
ジャンプフェスタみたいなイベントでもここまでの規模ではないので…ジャニーズ勢ぞろいでライブじゃなく接触イベントをやるとかじゃないと太刀打ちできないのではないかとすら感じます。
ラインアップは毎年ほぼ変わらずにイメージだけでここまで発展させたその手腕はもっと評価されてよいのではないかと。
そしてこの勢いをサブスクや違法ダウンロードとかではなく実際の円盤売り上げやその後の各アクトのライブ動員に繋げていくことが出来れば、業界全体を盛り上げる強力な武器として更なる発展を遂げることも可能になるのではないでしょうか。
他フェスが足踏み状態の中拡大路線を突き進むカウントダウンジャパンフェスに期待が一身に集まります。
そして開催の結果どうだったかというと…当時のＨＰを確認してみましたが開催直前12月25日には全日程売り切れのアナウンスが。
４日間で面子的なバラつきもある中で全ての日程で売り切れるバランスの良さが特筆されるべきことだと思います。
この信頼感は何物にも代えがたい宝のようなものですね。