CountDownJapanFestival2013ではすっかり定着した年末の4日開催で人気を不動のものとしカウントダウン系のイベントの頂を極めつつありました。。

ロゴス(LOGOS)

カウントダウンジャパンフェスティバル2013

2013-12-28

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

2013-12-29

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

2013-12-30

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

2013-12-31

アースステージ/EarthStage

ギャラクシーステージ/GalaxyStage

コスモステージ/CosmoStage

ムーンステージ/MoonStage

年末恒例カウントダウン

2010年代も半ばにさしかかり日本国内の音楽業界自体にも変化があらわれ、それをいち早く察知しラインアップに反映することからこのカウントダウンジャパンとロックインジャパンのラインアップを分析することはその年の国内事情を把握する一助となるのです。
というわけでラインアップをしっかり分析してみましょう。
新規に主要フェスに初登場したアクトは全138件中15アクト。
今後フェス常連になるキュウソネコカミやオーラルシガレッツなどが目立ちますが、中でも初登場にして最終日のサードステージトリに抜擢されたゲスの極み乙女。や世間を巻き込む大ニュースともなった前年夏に所属グループを卒業した前田敦子がロック系イベント初登場となるなど初登場組の話題性も抜群のニュースヴァリューとなりました。
世間的にはスキャンダルで有名となったゲス極の中の人ですが、音楽性の高さ演奏力の高さで既にシーンの中でも出色の存在であり、同じくワイドショー的な話題で以後賑わすことになる前田敦子とのコンビはある意味整合性が取れているようなそうでもないようなw
そもそも10年代の売り上げという側面でいうとほぼほぼディケイド丸ごとAKBの10年であったといっても過言ではないわけですが、それは多分にシステムの勝利と言えると思います。
要するに接触商法、おまけに価値をつけることで築き上げられた砂上の楼閣なわけですが、それが合法的に売上に反映される以上やり方としては正しいのであります。
いわば個別のアーティストというよりは集団ギルド的な側面が強いAKBですが、否定的意見が殆どのこのシステム。個人的にはまったくもってアリで合理的システムとさえ思います。
形はどうあれ円盤が売れない時代の中で、じゃあどうすれば売れるのか?を突き詰めた結果の結実した形なわけでこれを頭から否定するのはいかがなものかと思う次第です。
少なくとも物理的にCDを生産する関連企業が潤っているのは間違いなく、CDに限らずゲームなどでもミリオン商品が少なくなったご時世において特筆すべき商品であった評価は揺るぎないものがあるのではないでしょうか。

2013年の国内事情

前年の政権奪取の勢いをかって始動したアベノミクスですが、異次元の金融緩和でもって株価がぐんとあがり一部の人には潤いの年となりました。
政局的にも原発の事故処理や秘密保護法成立など以後の社会に影響を与えるトピックが目白押し。
東京五輪が決定するなど時の政府には追い風の出来事が数多く巻き起こりました。
後から振り返ってみると安倍政治の起点ともなる重要な年だったとよく分かります。
現代にも通じる出来事のタネがまかれた年だったんですね。
Number55