locofrankはそのキャリアの殆どでフェスに呼ばれ出演し続けている息の長いバンド。各種大小フェスに呼ばれまくる=需要が安定しているバンドのひとつでもあります。

ロゴス(LOGOS)

ロコフランク~継続してフェスに出続けています

出演回数:27 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 12 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 7 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 3 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 2 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 2 回
  • ソニックマニア / SonicMania >> 1 回

各フェス制覇

その音の質感はギター成分多めでゼロ年代の日本を象徴するかのようなメロディックハードコアバンドでアイコン的存在であるといえます。
夏フェスで聞きたくなる音、おそらくアンケを取ったらそんな感想で溢れることでしょう。夏の喧騒が思い浮かぶ、これだけでも一流の表現なのではないでしょうか。
どのフェスにも呼ばれるということは、対応力も高いということ。どんな場面でもそこに在る音として優れたバンドであると評価出来ます。
その活動自体も毎年一定のペースで15年以上継続しており、バンドの体力の高さがうかがいしれます。
一定のテンションでやれるようなタイプの音ではないのでこの安定感は相当な精神力と体力がいるはず。この一点だけでも歴史に残るようなバンドであることの証明であると言えます。
各種フェスに出演しまくっていることからもライブを重視しているのは明白で、円盤もライブ感が強く、ライブが強いということはバンドの体力が強いことと同義であり、やっぱりこんな活動をしているバンドは信用しちゃいますよええ。
近年バンドからドラムが脱退してしまったようですが、以後どのような活動になるのかはまだ見えていないですが是非なんとかこの安定感を維持していってほしいですね。
さてそのキャリアの中で日本で行われた主要フェスを総なめしているロコフランクですが、最初は意外にもまだ冬に行われていた2004年のソニックマニアでコーンやエヴァネッセンスがメインとなったフェスのトップバッターとしてラインアップされています。
同年夏のサマソニではゼブラヘッドがトリを務めたステージの朝2の位置で、まるで日本代表のような扱いでの出演となりました。
カウントダウンフェスでは18回の開催中15回の出演を誇り、まさに常連バンドの佇まい。2012年はコスモステージのトリを務めるなどその年の顔といってもいいような配置を務めました。
そんな中でもいきなりステージのトップバッターにポンと置かれたりと実は大事な位置を任されるほどの信頼と重宝されているのが分かるというもの。運営との信頼関係が深いことが伺えます。
サマソニは2回、フジロックでは3回の出演、ライジングサンでも2回の出演、ロックインジャパンでは7回の出演と各フェスで複数出演している割と稀有な経歴を持つバンドで、この点からも日本を代表するフェスバンドのひとつであると形容できると思います。
これからも日本のフェスを彩る重要なひとつのピースとして精進を重ねていってほしいところであります。
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