OneOkRock~シーンに登場するやいなや正にごぼう抜きの勢いで評価をあげ序列をあげ、もはや国内に並ぶものがないくらい高みに到達した日本を代表するロックバンドのひとつです。

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ワンオクロックが指し示す日本のロックの未来とは?

出演回数:23 回

  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 7 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 6 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 5 回
  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 4 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 1 回

正当な評価を!

その活動は順調すぎるようでいて幾度かのメンバーチェンジを経て今に至るといった趣。
音よりも出自や環境に目がいきがちで初期は正当な評価を得られていなかったであろうワンオクというバンドが実はかなりの実力と練習と努力に裏打ちされた音楽集団であることは一度生で見たら分かるのではないでしょうか。音楽の好みは別にしてね。
デビュー直後からすぐに注目を集め動員も年々右肩あがり、正にこの世代を代表するバンドにまで上り詰めたのはあっという間の出来事で、実はきちんと地固めをおこなってからフェスという真剣勝負の場に出てきたことで逆に真摯な姿勢が伺われているように思います。
さてどうしても避けては通れない道というか、ゴシップ的な見方で彼らを語る世界線がこの世には存在しているわけですが、特にボーカルの中の人の環境を考えるに、親の影響が芸能界を生き抜くためのチカラとして作用しているというよりはあの圧倒的な両親のボーカル分野での表現力を浴びて育っているわけで、そのプレッシャーに耐え抜き今のスタイルを築き上げたことにははっきりと敬意を表したいと思います。
演歌だからといって色眼鏡で見ることは正当な評価を下せずにあらゆる事象を曇らせるわけで、あの日本独特のジャンルにはうたの表現力化け物が蠢く魑魅魍魎の世界。お相撲さんだって体形で馬鹿にされがちですがアスリートお化け集団なのは周知の通り。演歌も同じ世界が広がっているわけです。音楽の好みは別にしてね。
その世界でトップを取ったDNAが日本のロックに新しいエッセンスをもたらしたことは素直に歓迎すべきこと。
ある意味日本の大衆音楽の完成形という側面もあるのです。
あらためてフェス出演履歴を見てみると、そののし上がる物語に驚きがあります。
まず既にある程度の評価を得つつあった2010年。ロックインジャパンフェスで主要フェス初出演を遂げました。
5つあるステージで最も小さい場所でセカイノオワリの次、頭から3番目という今では考えられない並びと出演順での登場となりました。
同じ週にはサマソニにも登場。こちらも小さめのステージでの演奏となり、このころはこんなスロットで彼らが観られたのかと驚きすら覚えます。
翌週にはライジングサンにも登場し、この年の戦略的な位置づけが良く分かりますね。
2年後の2012年にはサマソニのメインステージであるマリンスタジアムにトップバッターで演奏し日本を代表するロックバンドとしての地位を確立しました。
フジロックには2015年に初登場。こちらもいきなりのメインステージの登場となりました。
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