10-FEET~京都発のハードコアパンク色強めのロックバンドである彼らは毎年夏に京都での大型野外フェス京都大作戦を主催することでも有名。

ロゴス(LOGOS)

テンフィが着実に歩む王道バンドの道

出演回数:50 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 19 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 16 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 8 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 5 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 2 回

主催フェスも大盛況

日本各地に中規模のロックフェスが勃興していた2007年に開始した京都大作戦は瞬く間に日本を代表する野外フェスに成長。
その成長とともに10-Feetも日本を代表するロックバンドへと変貌を遂げました。
結成は1997年ということで、日本にロックフェスが根付くきっかけとなったフジロックと同い年ということですね。
彼らの歩みはまさにロックフェスと共にあるといっても過言ではなく、2001年に円盤をドロップしたあとは着実に支持を伸ばし全国区での人気バンドとなりました。
大型フェスに顔を出し始めたのは2003年。結成から5~6年で辿り着くのは割と標準的。成功するバンドの鉄板のような動きだと思います。
2003年のカウントダウンフェスでセカンドステージのトリ前に配置され、そのポテンシャルの高さが評価されている証拠でもありました。(トリはスネオヘアー、ポットショットなどに続いての登場となりました)
2ステージ制でのこの位置ですから今後の躍進を予感させるような気にさせましたね。個人的にも注目する存在となりました。
翌2004年には早くもサマーソニックにラインアップされることに。
メインステージをヒップホップ勢が占めるなか、ここでもセカンドステージであるマウンテンステージ中盤時間という好位置にその名を見る事が出来ます。
全8アクト中4番目、前後にはVeilsやOrdinaryBoysというほぼ同世代のUKバンドの間に配置され相乗効果が期待できるような流れの一部として破格の扱いを受けることに。
更に同年に2度目の登場となったカウントダウンフェスでは同じくセカンドステージの今度はオープニングアクトの重責を担うことに。
カウントダウン系のイベントでの大事な役割はバンドへの大きな期待の裏返しでもあるので、やはりそのポテンシャルの高さが正当に評価されてのこの位置なのでしょう。
国内メロコア勢が勢ぞろいしたこの日のステージをいの一番で盛り上げることになり、国内音楽シーンに10フィートありということを印象付けるステージとなりました。
躍進は更に続き、翌2005年にはロックインジャパンのセカンドステージ、ライジングサンのこれまたセカンドステージのトップバッター、翌々2006年には満を持してのフジロック初登場で4大フェス制覇。こちらも屋内ステージのレッドマーキーのトップバッターとしてフジロック初日の幕開けバンドとして存在感をたっぷりと示しました。
この流れの果てに2007年での主催フェス京都大作戦が始まるのでした。初年度は台風で中止となりましたがw
初年度が中止というのは実は縁起がよいようで、フジロックもロックインジャパンも初年度は台風の影響で中止となっているのですよね。
こういうところにも成功が約束されているようで震えますw
Number55