サマソニ2006の出そろった面子の無敵感が半端ないって。ゼロ年代半ばにしてフェス文化のピークが到来した感がありました。

ロゴス(LOGOS)

Summersonic2006!ラウド界の両巨頭が揃い踏み

2006-08-12

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

アーバン/ダンスステージ/Urban/DanceStage

オープンエアステージ/OpenAirStage

アイランドステージ/IslandStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

アクアステージ/AquaStage

コスモステージ/CosmoStage

2006-08-13

マリンステージ/MarineStage

マウンテンステージ(東京)/MountainStage(Tokyo)

ソニックステージ(東京)/SonicStage(Tokyo)

ビーチステージ/BeachStage

アーバン/ダンスステージ/Urban/DanceStage

アイランドステージ/IslandStage

オープンエアステージ/OpenAirStage

マウンテンステージ(大阪)/MountainStage(Osaka)

ソニックステージ(大阪)/SonicStage(Osaka)

アクアステージ/AquaStage

コスモステージ/CosmoStage

キラキラ感パねぇ

サマソニのゴージャス感の源の面子ですが、東京目線で言うと全98アクト中52アクトが初登場。その中に初登場のメタリカとリンキンパークや解散となってしまって今のところ日本のフェスに唯一出たダフトパンクがいるだけでもワクワク感が増す名前なのに、それに加えて今後の伸びが期待できるニューカマーが複数配置されているのが振り返ってみると凄みさえ感じるのです。
過去にもストロークスがいち早くフェスで日本の土を踏み、この2006年当時ではフジロックでトリとなるなど、サマソニ出世組の勢いは半端なかったのですが、その中でもデビュー仕立てで既に話題となっていたアークティックモンキーズが初登場。
以後世界中でメイン待遇となるバンドである彼らですが、そういった青田買い的な楽しみもサマソニの裏テーマとしてしっかり根付いているように感じます。
その他65デイズオブスタティック、エディターズ、クークス、フェニックス、ウィーアーサイエンティスツなど欧米でもプレゼンスを増しているバンドがしっかりと足跡を残しました。
この2006年から各フェスに出るようになった邦楽バンドのニコタッチザウォールもこれが洋楽系フェス初登場となりました。
また中堅ベテラン勢もサマソニの醍醐味ではありますが、デフトーンズ、フォールアウトボーイ、大ベテランのスクリッティポリッティなどもツボを突いた嬉しい面子。この辺の抜け目なさもさすがと言わざるを得ませんね。
このボリュームで東京と大阪で同時開催で2回演奏することによってギャラも抑えられるし、頑張れば東京と大阪を往復して2度楽しめることも可能なのが素晴らしいところ。
お盆時期で料金的にも厳しいですが、新幹線のおかげで宿泊しなくてもなんとかなるのがこれまた素晴らしい。
フジロックと違って出費が段違いで少ないのがまたまた素晴らしいところで、それと引き換えに祝祭感と非日常感は減るわけですが、単純に演奏を楽しむ、更に若手バンドの青田買いが出来るだけと割り切ってしまえばそれはそれで費用対効果は抜群ということで。
棲み分けが出来ている点がしたたかです。

2006年洋楽事情

この年最大のヒットが(発売は前年)ダニエルパウターの例の曲ですが、しっかりとサマソニに出ているのが凄い。
ビルボードトップ10内ではその他ネリーファータドを抑えていますね。
面子的にはショーンポールやジェームスブラントやジャスティンティンバーレイク、ワイクリフジョンなどのソロ男性アクト全盛であったように分析します。
ロックバンドどこー?w
Number55