2012年ロックインジャパンフェスティバルが開催されました。新人もベテランも常連も初参加組もバランスよく配置され楽しめるフェスとなりました。

ロゴス(LOGOS)

RockInJapanFestival2012!日本のロックフェスティバル!

2012-08-03

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

シーサイドステージ/SeaSideStage

ウイングテント/WingTent

2012-08-04

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

シーサイドステージ/SeaSideStage

ウイングテント/WingTent

2012-08-05

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

シーサイドステージ/SeaSideStage

ウイングテント/WingTent

2012年の夏フェス

震災から1年。まだまだ被災地には影響が色濃く残っている時期でしたが、国内イベントは既に通常運転が当たり前となり、物理的被害の少なかった地域は粛々と経済を回すことが求められるようになりました。
とはいえ茨城も忘れられた被災地というべき状況で津波の被害も小さいわけではなく、停電の影響も被災当時は物凄く大きくありました。
そんな中でも会場が公営で日頃からきちんと行政との関係を築いていたからこその開催にまで至ることが可能になっていて、この辺で運営の如才なさが分かるというもの。
コロナ禍とは違い大規模集客イベントの規制はフリーハンドで地元としても歓迎の方向なのが救いですかねと。
思い返せばこのころに一番厄介だったのは世論の雰囲気、いわゆる自粛厨の存在でした。
この目に見えない顔の見えない人達は昭和終焉のころに顕在化。自然災害がある度に顔をのぞかせるようになりました。
インターネットの発展によりSNSで世論が形成されやすくなったこともあり、より先鋭化してきているように感じます。
しかしながらロックインジャパンともなると健全な運営がイメージとして定着しており、こうした自粛大好き層からやり玉にあげられにくい環境を構築していることはさすがの一言しかありません。
この2012年も13度目の開催で全120アクト中15アクトが4大フェス初参加。さすがにここまで回数を重ねてくると初物が半数を占めるようなことはありませんね。
以後常連となる赤い公園やハロースリープウォーカーズ、ロットングラフティーなどの若手から、秦基博や家入レオやきゃりーぱみゅぱみゅといった一般知名度売り上げも伴った有名アクト、さらには驚愕の初参加伝説級のガールズバンド、プリンセスプリンセスなど全方位対応どこからでも美味しい金太郎飴のようなラインアップでさすがと唸らざるをえないフェスとなりました。

2012年の邦楽事情

年間チャートを見てみると上位5位までをAKB独占。ビートルズかよw
そして上位22位までを48グループとジャニーズ関連で独占しています。
ランキング目線でいうとロックインジャパンのメンツというのは世情と乖離しているわけですが、そんなことをいう人は皆無という。
この状況は現在まで続く傾向なわけですが、言いたかないですが真のヒット曲という評価を受けているわけでもなく後世にどう説明していいか分からない状況が続いていくのです。
Number55